2013年9月30日月曜日

犬に追いかけられた・・・

週末は、料理をしたり買い物をしたり、洗濯掃除と身の回りのことを全部やり終えて、

すごくさっぱりした気持ちで新しい週を迎えられるはずだったのに・・・



家のすぐそばの道で犬3頭に追いかけられた(>_<)

ワンワン吠えながらこっちへやってくる


足を噛まれないように必死で、方向転換をしながら足を蹴り上げ蹴り上げ家の方へ進む

また犬が相当近づいてきたら「ガー!」と大声で叫んで威嚇する



なんとか無傷で家までたどり着いた・・・


つかれたー(T_T)喉が痛い

さわやかな週末が一転、戦い疲れて終わった(笑)




そう、こちらでは犬(飼い犬or野犬)が多い

日本ではあまり見ないが、こちらでは結構いるので怖い


しかも狂犬病があるので、もし噛まれた場合は命にかかわるため、24時間以内にワクチンを打ったり、都市へ行って療養しなくではならなかったり、とにかく危険なのと面倒くさいので大変なのだ


明日生徒に、犬の追い払い方を教えてもらおうかな(笑)

2013年9月29日日曜日

給食のパンにハエねぇ

ネットのニュースで見たのだが
岐阜県の小中学校で、ハエがついたまま焼かれたパンが給食に出たらしい

ハエの付いている部分は除いて(ちぎって)食べるように指導したところ、
問題になったそうだ


そうだろうなぁ、ハエがついてたら嫌だろうなぁ


タンザニアでは、ハエはそこらじゅうにいて
ご飯を食べているとブンブン寄ってくるし
食材(特に魚や肉)は、もはや買う段階でハエが大量にとまっている

でも、そんなの気にしてたらご飯食べられないし(笑)
だいたいハエがとまっていたところで大して問題ないのだ
飲み物の中にハエが突っ込んで来たら、指でとってから飲むし・・・


このニュース・・複雑な気持ちになるなぁ(笑)

何で食べさせたんだ、問題になる可能性あっただろうってのもあるし
食べたくないって気持ちも分かるし
嫌なら食べなきゃよかっただけなのに・・っても思うし
ハエをとれば全然食べられるっしょ、もったいないって気持ちも分かるし
こんな事をわざわざ全国ニュースにしなくても、という気もするし


世知辛い・・・ってことなのかなぁ

2013年9月27日金曜日

おにぎりと、机の内部に巣食っていたヤツ

家に帰ったら、机の下に木の粉が落ちている

小さな虫が食べて、そのカスが下に落ちるのだ

でも、今日は粉の色が違う・・・


何でだろう・・・?と机をよく見てみると



あ!・・・・・・・・・・何かがいる!


穴が空いてて、その中から顔が出てる!
ちょっとでかいぞこれは・・・


中から追い出してみると・・


体長4、5cmのカミキリムシだった

大きなアゴを持っていて、噛まれたら間違いなくめちゃくちゃいたいだろうと思う


寝てる間に噛まないでね(笑)


          ☆          ☆          ☆

さて、話は変わって、「おにぎり」を作って学校に持って行き、同僚と食べた

「ゆかり」をまぶして、味付け海苔で作ったおにぎり


結果は・・・

不評


やっぱりかぁ(笑)すっぱいものは合わないんだな


でも案外、一緒に持って行った麦茶は飲んでくれた

これは意外だった。なぜなら、


ダルエスサラームの中華食材店で買った「緑茶」と「ジャスミン茶」


大喜びで一口飲んだら、「うぇー!甘いー!!」

砂糖がたくさん入っていたのだ

このように、こちらではみんな、お茶に砂糖をたーくさん入れて飲むので


ただの麦茶がうけるとは思わなかった


・・・次は何にチャレンジしてみようかな(^_^)

2013年9月26日木曜日

結果が伴わない

再来週から2年生は国家試験が始まる
これで平均30点以上とれなければ3年生にはなれない


少し前に受けた模試の結果が出た

平均30点以上がとれていた生徒は30人(全140人中)

そして数学で30点以上がとれていた生徒は2人だった



「数学(と物理)が悪すぎる」ということだった

まぁ、そうだよなと思う


現職教員でこちらへ来て、成果を上げられました!とは決して言えない状況



授業を充実させることも大切だが、結果を出すことも大切なのだ


来年の3月まで、残り短い期間だが、結果を伴う活動をできるよう、工夫していくつもり




この結果の中でのささやかな喜びとしては、0点の生徒が少なかったこと

数学は選択問題がないので、他の科目と違って「まぐれ当たり」がない

その中で、小学生レベルの計算(分数、小数、掛け算など)からつまづいていた生徒がのきなみ0点0点0点0点・・・・・ではなく、

これまでに習った内容にチャレンジして5点でも9点でも獲得してくれたことはうれしかった



この5点とか9点は落第点だから、進学の結果としては記録に残らないものだけれど、彼らは自分でがんばってとった点に自信をもっていいと思う



これまでのやり方を悔いたところで時間が巻き戻せるわけではないし、

今日初めてタンザニアに来たばかりだという気持ちになって、日々がんばっていくのみ!

2013年9月25日水曜日

久々に腹をこわし

久々に腹を下し気味・・・



今日学校で、同僚に写真(日本の特集をした雑誌)を見せながら日本の食べ物を紹介した

料理の種類が数えきれないくらいあること
日本人のオレも知らない食べ物がたくさんあること
見た目がすごくきれいなこと(いろどり豊か)
味噌や醤油など、調味料がたくさんあること

いろいろ驚いていたようだったが、一番は

生の魚を食べる事におどろいていた気がする

具がたくさんのった海鮮丼を見て、これ食べるよと言うと「オエー」と気持ち悪がっていた




さて、学校の帰りにお店に寄った

今日は魚があるらしいということで、焼き魚を注文

できあがり、ウマイウマイと食べていたのだが、中まで火が通っていなくて、生の部分があった

「生だから焼き直して」とお願いすると


焼き直された魚も最後まで火が通りきっていなかったのだ


「いや、焼けてないよ!」と言うと

「今日の朝とれた魚だから大丈夫」


「ん~~、それならいいか。」

・・・でもあなたたち生の魚はオエーじゃなかったっけ?(笑)
人が食べる分には気にならないのか


なんだかんだで食べ終わり


そして今、お腹を下し気味



どないやねん!

まぁ美味しかったからいいんだけれども(笑)


明日は学校に「おにぎり」を作って持っていく予定
どんな反応かなぁ(*^^)

2013年9月24日火曜日

また乗せてもらっちゃった

一週間休みだったので、JICAタンザニアのオフィスがあるダルエスサラームへ行って、
問題集(冊子)の印刷や、日本人ボランティア同士のデータ共有のための外付けハードディスクを買ったりしていた。(そして2日間だけ海へ行ってぼうっとしていた)

今、外付けハードディスクって、タンザニアで1テラバイトの容量で19万シリング(1万円強)で買えるということでビックリした!
どんどん安くなっていっている気がする。日本だといったいどれくらい安く買えるんだろう


         ☆         ☆         ☆

今日は久々に雨が降った

トトロみたい

雨が降ると道がドロドロになり、
氷の上を歩いているみたいにヌルヌルすべってこけそうになる

道をおそるおそる歩いていると、後ろから来た車が止まり、おっちゃんが
「乗ったらいいよ」
と言う

「ありがとう、でも靴が泥だらけだから・・・」
「問題ない、乗って」

結局、家の近くまで送ってくれた



実はしばらく前に自転車に乗らなくなってから、相当いろんな物に乗せてもらっている

歩いていると、通りすがりの車とかが「どこ行くんだ?」と聞いてきて、見ず知らずのオレを家とか学校まで送ってくれるのだ

よく見るとバイクにしても車にしても一人で乗って走っている姿はあんまり見ない
逆に自分が自転車なんかに乗っていると、「乗せて!」と頼まれることも多い

助けられる人が助けるのが文化なんだなぁと改めて思った

2013年9月11日水曜日

あー!机が食われてる!

なーんか、机の下に木の粉がこんもり積もってるなぁと思ったら
 

小さな穴が空いていて、そこから粉がポロポロ


↓犯人はコイツ


う~ん、だからってどうしようもないんだけどな(笑)
この机を買った時から中に住んでたんだろうと思う


          ☆          ☆          ☆

さて話は変わり、炊飯器でケーキが作れることが判明!


めっちゃ簡単!


我が家でこんなものを食べる日が来るとは・・・
紅茶ケーキとバナナココアケーキ


こういうお菓子はあんまりないから、食べると幸せ(*^_^*)


とはいえ、あんまり食べると太るのかな・・・
ケーキを作ってみて初めて分かる、ありえないくらいの砂糖とマーガリンの量



おかげさまでこちらに来てからは痩せている

太るものを食べなかったら太らないんだと分かった(当たり前か笑)


ちなみに・・・大学生の時(5年前)
ぽっちゃりしている

虫に食われても自分は食べすぎないようにしよう(笑)

2013年9月9日月曜日

ただ、これで充分だなぁ

任地ムトワラの海はすごくキレイ

今、季節しては「冬」にあたるんだけれど、それでもいい色をしている


土曜日に、同じ任地の日本人メンバーで浜へ行った

船に乗って対岸へ渡り


炭ジコやアミも持っていき
(タコは現地で調達)
(牛タンは朝、絞められた牛のベロを切ってもらって買い(>_<))

何をするでもなくただ浮かんでたり


ゆ~っくりとした時間を過ごした

贅沢だなぁと思いながら・・・


ただ、よく考えたら娯楽がない場所にいるわけで、休みだからってボウリングもカラオケもカフェも映画もレンタルビデオも本もないし・・・・贅沢ではないな(笑)


ただ、これで充分だなぁとは思う



この任地と仲間に感謝(*^^)

2013年9月6日金曜日

キノコ料理担当

今日は学校へ、料理を作って持って行き、同僚に食べてもらった

昨日学校にキノコ(しめじ?)を売りに来て、そこでみんな買ったはいいが
「キノコを料理したことがない」「どうしたらいいか分からない」という話になり
「タニ、明日作って持ってきて、味見させて」となったのだ


結局作ったのは炒め物で、

鶏肉、じゃがいも、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、キノコ(しめじ?)が材料
ショウガとお酢をもみこんで下味をつけた鶏肉を野菜と一緒に(にんにくオリーブ油で)炒めて、
「塩、コショウ、しょう油、オイスターソース、レモン汁」を混ぜて作ったタレをからめて出来上がり


・・・マズイって言われるのかなと心配だったけど、

意外にも大好評で、タッパーいっぱいに持って行ったのに、すぐになくなった。
「友達に作ってあげたいから、レシピ教えて」と言われたり


あぁ、よかった。何でもないただの平日だったけど、ちょっと特別な日になったみたいで嬉しかった!


せっかくだからこっちにいる間に、他にも何か作って食べてみてもらおうかな

(ウマイものもマズイものも)いろいろ食べてもらってリアクションを見てみたいなと思った(笑)

2013年9月3日火曜日

時計がないから

学校には時計がない


日本では当たり前のようにすべての教室に時計があると思うが、
ウチの学校には、どのクラスへ行っても時計がかかっていないのだ

腕時計を持っている生徒が「タイムキーパー」になって鐘を叩いて鳴らす


その鐘が鳴るまでは今が何時か分からないし、
先生が来なければ「今が何時間目か」も分からない可能性がある

そもそもタイムキーパーの時計がずれていることも結構ある



時計・・なんとかならないかなぁ



今、考えているのは

学校の真ん中、どこからでも見えるところ(外)に柱を立てて
ソーラーパネル付きの電波時計を設置する
設定した時間に「カーン」と鐘の音が鳴るか、「ピー」と電子音が鳴る


利点は

・時計を持っていなくてもみんな時間が分かる
・正しい時間に音が鳴る(ズレたり鳴らし忘れたりしない)
・電池交換、時間調整の必要がないから、放っておかれてもちゃんと動く

といったところかな


値段がそんなにかからないなら自分で建ててしまってもいいんだけど

・電波時計ってどこで手に入る?
・盗まれないようにする工夫は?
・時間になったら音が鳴るようにするのってどうやるの?
・鐘のなる時間を簡単に調節できるようなしくみは?
・雨が降ったときに濡れないようにする工夫は?

などなど、いざやろうと思うと物理的、技術的な問題が出てきて・・・



なかなか実現しなさそうな話


とりあえず、職員室だけにでも時計(電池式)を置いてみようかな

まぁ、教師はケータイを見れば時間が分かるのだが、パッと見える位置にあると何かが変わるかもしれない

2013年9月2日月曜日

料理と割合とポケモン

今はForm2(中3)の生徒たちが模試の真っ最中


国家試験の本番は10月なので、自分の実力を占う最後のチャンスなのだ


模擬試験の問題自体はそれほど難しくなかったけれども、生徒からは「難しかった」「できなかった」という声が多数・・・


残りの一カ月は授業を進めるのをやめて、試験対策だけをしようと思う


試験対策・・・というか、せっかく中等学校まで来たからにはぜひともできてほしい、分数や少数の計算や割合の計算などを重点的にやっていく。本番でも問題として出るのだから、最低でもそこはできるようになってほしい




昨日、タンザニアの大学で料理を教えている日本人ボランティアと話をした

その中で、割合の計算ができない生徒が非常に多いという話が出たのだ

「へぇ~、そうなんだ」と最初はそれほど気にもとめなかったが、


よく考えると、食材や調味料の分量が、食べる人数によって変わっていく「料理の世界」で、割合が分かっていないのって結構あぶない状況なわけだ!


そこでは本当に、リンゴを3つに切り分けて「3分の1」というところからしっかりやり直して教えているらしい




そもそも、割合の概念を理解するのは簡単なことではないと思う

小学校の高学年の算数のほとんどの時間がこの「割合」の勉強に費やされていると思う


「もとにする量」や「比べる量」があって
何倍ですか?何分の一ですか?直線に表してみましょう・・・・・

と何年もかけて、丁寧に丁寧に繰り返して我々は理解することができたのだ


小学校段階での丁寧な指導(それも暗記ではなく考えること)がすごく大切になってくる



          ☆          ☆          ☆

ずっと前から「ポケモン」が流行り続けているが、ちょっとこの「割合」の観点で見てみたい

登場するモンスターにはそれぞれ「HP(体力)」があって、攻撃を受けるとHPが減っていく設定だ




このモンスターの場合、体力が満タンだと60なのだが、今はちょっと疲れて45に減っている
(上の数字は説明の都合上ちょっといじくってます)

HP(体力)のところにあるバーに注目(矢印の先)

45というのは、60の「75%(4分の3)」で、それがこのバーの減り具合で確認できるのだ

バーを見ていれば、

「あ、いま体力が半分(50%)くらいだな」とか

「もう4分の1(25%)しかないぞ」とか

分かる



体力が満タン(100%)だといっても、モンスターによって体力の数値は違うし、

体力が4分の1だといっても、これまたモンスターによって数値が全然違うというわけ



こうやって見るとこのゲームもまぁ、
算数の力をつける手助けになってる部分もあるかな?と思ったりして

動的平衡-生まれ変わり

前回、数年したら体の細胞はすっかり入れ替わるという事を書いたが、

どうも1年でも相当入れ替わってしまうらしい。・・・・ので、すでに自分の体はほとんどアフリカ産といっていいのだろう



爪や髪の毛ならまだしも、骨や歯などの変わらなさそうなものから、筋肉や脳細胞までもが入れ替わる


脳細胞まで入れ替わるって・・・・それってもう前までの自分と今の自分っていわば「別人」じゃないか(笑)




よくも毎日毎日「ワタシは間違いなくワタシだ」と確信できるものである




要は「わたし」という存在は、川のようなもので

例えば隅田川に水は流れていて、数秒たったら目の前にあった水はもう下流へ行ってしまって、また新しい水が上流から流れてくる。
こんな風にいつ見ても違う水が流れていて、毎秒変化しているにもかかわらずその川はいつも「隅田川」と呼ばれるわけだ


いつ見ても違う車が走ってきては去っていく「◎△交差点」という例えでもいいだろう


人間も同じようなもので、細胞はどんどん生まれ変わっていっているのに、「Aさん」はいつまでも「Aさん」なのだ


うまいことできてるな、と思った



そうすると、もし昨日のことでウジウジ後悔することがあったとしたら、「今日の自分は、昨日の自分とはだいぶ違うわけだから、生まれ変わった気持ちで今日はがんばろう」って思えばいいのかな(笑)理にかなっているし、気が楽になるかもしれない