2012年5月26日土曜日

イベントの打ち合わせ

来週のイベントの打ち合わせをしてきた。

向こう側でたくさんの食材や調味料、音響設備などを用意していただけるみたいで、本当にありがたかった。

イベント広告用のポスターを本日中に作らなくちゃいけなくなったけど、作ると言ってくれたメンバーがいて嬉しかった。

イベントで使う音源を一つ入れてね、とCDーRを渡したら、イベントで使う全楽曲&お年寄りに受けそうな曲をたくさん入れていくれたメンバーがいて嬉しかった。

いろいろな楽器を使って演奏するメンバーは、カンペキに時間がない中で練習や打ち合わせをしてくれているみたいで、嬉しかった。

こまごまとしたところまで書くときりがないんだけれど、身の回りにいる人たちはみんな責任感があって、常にプラスαの精神を忘れない人たち。

いつもhappyな気持ちをもらえる。自分も同じようにがんばっていきたい!

地球のステージ

今日は「地球のステージ」というコンサートステージがあった。
国際医療救援活動をされている桑山さんが、自身の経験を写真とお話と歌とで伝えてくださった。

全国のたくさんの学校で毎年講演をされている方で、(京都だと桃山高校など)なにがきっかけで今の活動をするに至ったのか、というところから、いろいろな国で作った絆、チャレンジしたこと、学んだこと、嬉しかったこと、悲しかったことなど、本当に感動する内容ばかりだった

・出会いを大切にしよう
・やった方がいいなと思うことは見過ごさない自分でいよう
・もし、自分が必要とされていないと思ったら、そこで終わりとあきらめるんじゃなくて違う方法を探そう

正直なところ途中で、「あ、自分も同じようなことがしたい!!」と思って、この活動が終わったら仕事をやめて勉強をして、医療の道を目指したいなとさえ思う時があった

・・・ただ、よく考えるとちょっと違うなと思えてきて、

今日のステージは本当に感動できる内容で素敵だなって思った。だけど、高校時代に水谷先生のお話を聞かせてもらって、初めて教師になろうと思った時も確か同じように感じていたはずなんよね。

今自分は、本当に幸運なことに、教員という仕事をさせてもらえている。

今まで小さな事しかしてこなかったかもしれない。でも後悔はしていない。

これから、教員として自分にしかできないことがきっとあるはず。ないものねだりをしたり、いいとこどりをしようとして転職したところでうまくいかないはず。どの仕事だっていい面としんどい面と両方あるんだから。

今のままで十分。自分にできることを、ストッパーをかけずに全部チャレンジしていけばいいだけ

元気と勇気をもらえた日だった(@^^)

2012年5月24日木曜日

模擬授業は継続中

今日は4回目の模擬授業。
今回は、「実際によくありそうな形態の授業」をコンセプトにやってみた。実験道具、特別な活動などがない授業。とはいえ、ただ黙々と教科書を進めたかったのではなく、

これまでの特別レッスンで習った内容を使ってみるとどうなるか

ってことを試してみたかった。ちゃんと分かり易く退屈でない授業にできるのかどうか不安はあったけれども、多分、最初ここで失敗したときの授業と比べてだいぶ成長したと思った。

話の組み立て方や注意の仕方、板書の仕方など、今まで何の気なしに行っていたことの一つ一つに注意して授業をするようになったことは、自分にとってはうれしい成長なのです。

フィードバックでは、「動きすぎだから落ち着こう」ということと「生徒に黒板に答えを書かせてもいいだろう。」という大きな二つの注意点をもらえたので、次回以降はこれを改善したい(*^^)v


2012年5月23日水曜日

講座がいっぱい

今日は訓練生が講師を務める講座があった。PCの管理方法から鳥のさばき方(生きているところから)まで、たくさんの種類の講座の中から一人2つまで選ぶことができる。自分が選んだのはソーラン節(南中ソーラン)講座と、日本の遊び講座の二つだった。それぞれ講師の人がすごくて、一つスキルを持っていると使えるな~(^.^)という風に感じた。講師の方々ありがとう!!!
・・・ソーランで張り切りすぎたから、明日体がちゃんと動くか不安(笑)


そして今日の夜は、シャツ講座(最終)で、実際に自分でプリントした!!


テーマは「わ」
きれいな円になっていないのは、螺旋を描いて上に上がっていくイメージがあるから。など、
このマークには本当にみんなで考えた意見が細かく細かく凝縮されていて、感動・・・!

たくさんの人たちの想いや努力の結晶として、こういう一つの物ができあがるんだなあと思った。
委員の方々、ほんとにありがとう!!

2012年5月22日火曜日

I have nice friends!

最近元気が出てきて好調になりつつあったんだけれども、今日はさらに元気になるようなことがいくつかあった。まず、ケンちゃんとみぎわの素晴らしい行動力と交渉力によってミラクルが起こったことにはめっちゃ感動して、改めて「行動すること」の大切さに気付くことができた。ほんまにすごい人たち!

今日は同じタンザニアに行くTONYに、「一週間後に村で行うイベントを企画するにあたって、自分達の中で役割分担はしたものの、それを総括する力は自分にないから不安。もともとそういうプロだった人がいたらよかったんだろうけども・・・」と愚痴ってしまった。すると、

そういうのをやりながら力がつくし、せっかく楽しいことなんだし楽しみながらやったらいいよ

と言ってもらった。その瞬間、心に光が差し込んでくるようなパアーッていう感覚があって、若干後ろ向きだった自分が前向きになれた。

「自分がうまくやれるかやれないか」ってのが大事なんじゃなくて、「みんなでいいものが作れるかどうか」「見ている人が楽しんでくれるかどうか」が大事なんだって思えた。自分はその素晴らしい瞬間に立ち会える幸せなヤツなんやね。

うまくいくかいかないかは分からないけども、自分にできることは一生懸命チャレンジすることだから、ただポジティブにやっていけばいいんやんね。

いい友達がいてよかった(*^^)v

2012年5月21日月曜日

脳みそ二つ

今日は月曜日。実は我々理数科教師にとって、週で一番しんどいのは月曜日である。

月曜日は、ホームクラスやテクニカルクラスの提出課題が多く、指導案(英語で6~10ページくらい書くやつ)の提出期限であったり、専門単語の小テストがあったりと、とにかく偏っているのである。

日曜日の休みを使えば簡単に回っていくんだろうけれど、どっこいせっかくの休みに旅行もしたいし仲間と飲みにも行きたい。ボランティアだってしたいし、いろんな企画もしたいし・・・

タイムマネジメントという言葉があるけれども、最近は自分の限界を超えて予定を入れている気がする。・・・でもなんとかなっている。

「時間はあったらあるだけダラダラ使っちゃうけど、なかったらその中でなんとか集中してできる」
「全部自分でやろうとしないで、人と協力していけば、素早く効率よく成功に近づける」
「二つ以上のことを同時に進めていくっていうことは、できる」
「元気でいればなんでも乗り切れる。簡単に遊びの部分を削りにいかない」

ということに気付いた。もちろんまだまだ未熟だから、
一つのことを一人で抱えて、時間をかけてウンウン悩んで元気もなくなって・・・ということは起こっちゃうんだけど(笑)
→今日は元気がなくて、委員会で良くない態度をとってしまった。みんなごめんなさい。次は頑張る!

楽しみながら限界を突破していって、脳みそ2つあるんじゃないかくらいの力を身に着けたい(@^^)/ ・・ってのは贅沢すぎるかな(笑)

2012年5月20日日曜日

OVデー

昨日はOV(我々の先輩にあたる人たち)の方々が来てくださって、活動報告会や座談会などが開かれた。

2年間の中にたくさんの苦労があって、技術的にも精神的にも、試行錯誤や工夫をされてきた様子を知ることができて、ものすごく有意義だった

「授業は楽しいものって思わせたい」
「自分が元気でいないと相手を元気にさせられない」
「仲間は大切」

たくさん、納得させられる話を聞けてよかった!

実際に自分が任地に行ったら、自分特有の悩みを抱えることになるんだろうけれど、経験者の話を聞くと安心できる。そんな風に生活してたのか、そんな風に仕事してたのか、そんなことを気をつけなくちゃいけないのか、etc。

・・・話を聞いて安心しながら一つのことを思った。

向こうに行ってからのことを、今心配してもしょうがないんじゃない?

ということ(笑)

向こうに行ってから悩むべき問題を予測して解決しようとしても無理があるし(行ってみなきゃわかんないし)、
「今何をすべきか」「今準備すべきものは何か」とか、「今」に集中した方がいいんだな、っていう風に思った

・・・語学、授業、企画力up、実行力up、精神力up、etc。今やれることはたくさんあるがんばる(^^)

2012年5月19日土曜日

所外活動

昨日は大玉村の仮設住宅へ行った。

本来なら外で、刈り取った草の処理を手伝うはずだったんだけれど、あいにくの雨で屋内での活動になってしまった。

千羽鶴を折ったり、新聞紙や広告からブローチと箸置きを作ったり、使わなくなった布でわらじを作ったり、内職を手伝ったり、子供たちと(ちょっとの間だけど)触れ合ったり、楽しい時間を過ごせた。

ブローチや箸置きなど、身近にあるものからいろいろなものが作れるんだ、と驚いた。


                               (※ この写真は、見本を撮ったもの)

ただ、これだけで終わったわけじゃなくて、集会所で町の踊りや歌を教えていただいたり、家までお邪魔してお話をさせていただいたり、むしろそっちの方がみんなの記憶に残っているんじゃないかな、と思う。その中で、むしろ僕らの方が元気をもらうことができた。

「やるときはしっかりやる。ふざけるときはふざける。」
「出せば必ずまた入ってくる。」
「やっぱり楽しまないと。」
「喜べば、喜びが、喜んでやってくる。」

家に招いてくれた、とっても素敵な方の言葉。心の中にいつも置いておきたい。

ここに来てから、たくさんの尊敬できる人に会うことができている。この偶然、ありがたいなー!!!!と本当に思う。

・・・ちなみに、約2週間後にまた同じところへ行かせてもらうことになっていて、そこで僕らはイベントをすることになっている。がんばって企画して、いただいた元気の恩返しをしたい!

2012年5月17日木曜日

宗教理解について

今日の講座は「世界の宗教理解」・・・世界の宗教について理解を深め、日本人の宗教観を学ぶ、というもの。

たった3時間ほどの講座だったけれども、

本当に知らないことだらけで!

何にも知らずに任国へ行っていたらと考えると少し怖いな、と思ってしまった。これからも勉強していきたいと思う。

立場上、ここではあまり詳しい内容について言及しない方がいいと思うので、
「なぜ宗教を学ぶのか」ということについて教わったことを自分なりに解釈して書いておきたいと思う。

世界を一つのクラスだと思ってみる。
世界には大きな4つの宗教があって、(イスラム、キリスト、ヒンドゥー、儒教などの中国の宗教)だいたいのクラスメート(国々)はその中のどれかに属している。

ここでは日本は転校生みたいなもので、さあ仲良くしたいな、さあ仲間入りさせてもらいたいな、と思ったとして、どうする?

それぞれのグループをよく観察したり、グループ間の関係をよく観察したりする必要があるね。それがちゃんとできれば、うまく人間関係を作れたり、ケンカの仲介ができたりするかもしれない。

そ、こ、で、どうやって彼らを知っていくのかというと、

彼らが長い年月をかけ慣れ親しんできた宗教基盤について勉強して、理解すること。これが一つの有力な方法として考えられるというわけ。

日本ではタブーが多くて、触れにくい問題ではあるけれども、海外ではむしろ宗教のことに触れない方がまれなので、いろいろと気を付ける必要があるんやねー。

「何か食べられないものはありませんか?」という質問は、単に好き嫌いを聞いているのではなく、宗教的にどうなのか聞いているのかもしれない。そんな感覚・・・今までなかったなあ。

2012年5月16日水曜日

心の中ではつけているつもりで



と・・・・取れた~・・・

これは、今年の卒業式の前に、担任をしていたクラスの生徒が作ったミサンガ。
クラス全員分、全部で42個も作ってくれた素敵な生徒からの贈り物で、今もこれをつけている仲間がいるはずだから、離脱しちゃったみたいで少し悲しい。

とはいえ、気持ちがなくなったわけじゃないから、心の中ではつけているつもりで頑張ろうと思う!これはお守りの中に入れて持っていこうかな、(お守りって開けてよかったっけ?)


「私が今まで出会ったすべての人が、今の私を作っている」


・・・これは、今日偶然出会えた、めっちゃ尊敬できる人が言っていた言葉で、本当にその通りだなって思う。

物はいつかは色褪せたり壊れたりするけれども、出会ったことやその時の気持ち、学んだことは、今の自分の中に確実にあるんやもんね。

これからもたくさんの人と出会うことになると思う。そのすべてに感謝していきたい(^^)

2012年5月15日火曜日

自分との約束

今日、テクニカルクラスの講座に行ったときに、teacherから「今日はたにーにビッグサプライズがあるよ!」と言われた。なんだか嫌な予感がしたんだけれど、

「他のクラスに行って授業をしてこい。(しかも、いつも特別レッスンをしてくれているteacherのところへ)」というサプライズだった。

えーーーーーーー!!!!!!

なーんで、準備が不十分なときに限ってそんなことになるねん。昨日言ってくれればもっと準備してたのに・・・etc。心から不満や不安が湧き上がってきて、「すげー嫌な顔」をしてしまった

この訓練所に来るときに、「できるだけ笑顔でいて、少なくとも嫌な顔はしないようにしよう」と自分に約束したことを思い出した。嫌な顔から良いことが生まれるワケないんだから、って理屈では分かってたのに、やってしまった。

・・・・まあ、失敗はある。

もう過去のことなんだから、今からまた仕切りなおして、自分との約束を守っていきたいと思う。訓練後半戦に向けて追加した、「アクティブになる」ってのも忘れずやっていく!

I can do it ! (@^^)

2012年5月14日月曜日

企画会議

訓練中は、語学の授業以外にいろいろな種類の講座がある。コミュニケーションスキルや危機管理、異文化適応などさまざま・・・

僕は「講座委員会」のメンバーになっていて、今日はその集まりがあった。
講座委員が企画運営する「ボランティアスピリットⅡ」という講座の話し合いである。

訓練の終わりの方に行われる講座で、これまでのことを振り返り、現地での活動へつなげていくことが目的。

どんな講座にしようか?っていうことで、講座委員のそれぞれの意見がどんどんどんどん出て、めっちゃ面白そうなアイデアがたくさん出た!全部やりたいけど時間がない・・・たくさん議論をして今後絞っていく予定である。

ただ、思い返してみると、こんなに年齢層もバラバラで職業もバラバラな人たちが集まって、本音で議論をぶつけ合える環境って、すごく貴重なように思った。少なくとも、今まではあまり経験したことがなかった。

今では、思ったことを発言するのは当たり前になったし、授業中に「もう一回言ってください」「ここの意味がわかりません」とか平気で言うようになった。(周りの人がどう思っているか分からないけど笑)

伝え合うことの良さを知れてきているように思う(^^)

2012年5月13日日曜日

やってみる

今日は、午前中に理数科教師の特別レッスンがあって、午後からは訓練所内でゆっくりしていたので、外に出ず過ごしていた。

他のみんなはいろいろな所へ行ってたみたいで、実家に帰った人もいれば小旅行に出た人、山を登った人、そしてボランティアに参加した人、などなど充実した楽しい休日を過ごせていたみたい。

訓練前半戦はゆっくりする時間をとれたから、来週からは少しアクティブになってみようかなと思う。自分がやれそうなことはできる限り参加したい。

もちろんやりたくないことはやらないけれど、大変そうとか恥ずかしいなっていう理由で避けるのはやめて、どんどんチャレンジする!やって反省はしたとしても、やらなくて後悔はしない(^^)

2012年5月11日金曜日

住民参加型開発演習

今日は中間試験があった。午前はリスニング&ライティングで、午後はインタビューテスト。

・・・っていうのはおいといて、
今日の講座は「住民参加型開発演習」だった。
これがすごく面白くて、いろいろなことを知れてよかった。

地域が抱える問題を「住民」が議論していくための方法を勉強し、班ごとに分かれて実演をした。

まずは何が問題なのかをブレーンストーミングで提案しまくって、その後似たものをまとめたり合体させたりして分類し、そしていくつかのグループに絞る。最後に、絞ったグループに順位づけ(プライオリティ)をするというもの。

順位づけが目的ではなく、議論したり、問題点を共有したりすることが目的。

議論の進め方など参考になる点も数えきれないほどあったけれど、一番印象に残っているのは、

住民の目線に立つために、住民に参加をしてもらう

というところ。自分のこれまでを振り返ってみると、学校で、生徒に話し合いをしてもらったとしても、結局のところ教師(自分)が持っている答えを最後のまとめとして示してしまっていて(出来レースのような感じ)、「どうせ最後に答えを言われるのに、何のために話し合うの?」って感じだったんじゃないかなと思う。

今日勉強できたことはラッキーだった(^^)

2012年5月10日木曜日

If we reject ・・・

明日は中間試験。
訓練所内は、ちょっといつもと違ったピリピリした空気が漂っていた。

特に英語ではない人たちは本当にすごいなーと思う。3,4週間前まで知らなかった言葉を話せるようになってきて、試験対策っていうより、現地で使えるようにするために猛勉強をしている

かっこいいな。

自分は、っていうと毎日、日記のネタを考えたり授業のネタを考えたり、理数科で登場する単語の定義を考えたり・・・。はっきり言って英語そのものの勉強にあまり時間は使えていない。これには実のところストレスを感じていた。「英語の勉強をさせてくれー!!」っていう感じ。

ただ、そんなことを言っても何にも変わらないし、これだってやりようによってはすげー英語の勉強になるハズなんだから、自分なりに工夫してがんばろうと思いなおした。

If we reject it, we will not get anything. 

これは偉人の名言ではなくて、僕らのホームクラスで今日作った言葉。まあ、まあ、何を言いたいかはニュアンスで分かるよね(笑)

現状を拒否しない。受け入れて工夫して、今ここ私に集中するのみ!

2012年5月9日水曜日

ねらい

今日の「夜の特別レッスン」で学習したことを日本語であてはめて考えてみると、

「これから、お辞儀の仕方についてレクチャーします」
 →何をする予定なのか初めに述べる

「こっちを見てください」
 →指示をする

「最初に、まっすぐに立ちます。手と足をこのようにして、視線は相手に向ける」
 →手順を示し、ただ立つのではなく、どのように立つのか説明する

「次に、体を曲げます。こんな風に。こういうのはダメです。こういう風に」
 →手順を示し、いい例と悪い例を挙げて、印象付ける

「ここで注意!」
 →注意を引く

「視線を落とすようにしましょう。顎を上げっぱなしだと変に見られるからです。」
 →間違いが起こりそうなところを注意し、なぜ注意が必要なのか理由を説明する

「最後に、体を起こして元の状態に戻ります。」


・・・まあ、大したことをしているわけじゃないんだけれど、上の内容は、一つ一つの行動に意味や狙いがあって

なんとなくやっているのと、狙いを持ってやっているのとでは、結果が変わってくるように思う。

少しずつ意識して習得していきたい。

2012年5月8日火曜日

写真が載るかな・・

単語カードは111枚入りで、一枚に3つずつ書き込んでいるから、これまでで666語(フレーズ)くらいのカードを作ったことになるかな。訓練28日目だから、1日あたり23語くらい。


ただ、このカードを作ったとしても見直す時間がないため、どのくらい覚えているかは不明(笑)

生産の手を休めて復習に費やしたいけれど、毎日面白いwordが出てくるからつい生産に走ってしまう。まあそれでもいいのかな。もし重要な単語だったらまたいつか出会うでしょう。その時に調べよう!

英語以外を勉強しているJOCVが最近めきめき力をつけてきて、日常の会話を現地語で話すから、はっきり言ってそばにいても何の話をしているのか全然わからない(笑)そこでちょっと楽しそうな言葉を教わって、ちょこちょこコミュニケーション(ちょっかい?)をとるようにしている。クメールとかアラビアとか、一言でも話せると楽しい(*^^)vネイティブの先生に話しかけると笑ってくれるから楽しくなる。

英語も同じように、「ちょこっとでも話せる内容が増えたら楽しいな」っていうスタンスで勉強したい。

2012年5月7日月曜日

価値観の変化?

今日の講座は「異文化理解と活動手法」
この講座では、今までに派遣された理数科教師などが思ったことや感じたこと、悩んだことなどを紹介しつつ、今後気をつけて行くべきことなどを学んだ。

・分からない、知らない、は言わないこと
・日本の方式をそのまま持ち込むのではなく、現地の手法をgraded up するつもりでいること。
・夜の出歩きや戸締りなどは、命に関わることなので、絶対に気をつけること。
・①貸さない②あげない③見せびらかさない
・とにかく通じようが通じまいが、積極的にコミュニケーションをとっていくこと!
・「職が人を作る」・・仕事を理解して仕事を作っていく→仕事の報酬は仕事である。
・服装などは、同僚より少し立場の上の人に合わせれば間違いない。
・笑顔を忘れないこと
・どうして子どもが亡くなったのか、理由を聞くことは絶対にしてはいけない。
・要請内容と現地での仕事内容が異なる確率は2分の1。覚悟しておくこと。
・授業だけで指導するのではなく、学習環境づくりも大切である。
・常に自分も研究をし続け、つまづいたり発見したりする体験をし続けること。
・ショーと授業との違いを考えること。「楽しかった」だけで終わるのは疑問。
・日本よりも、より勉強する意味のない生徒が多いはず。何のために何を教えるの?
・勉強の仕方、学び方、学ぶための態度、を教えられれば、後は自分で学習していけるはず。
・言葉の壁は誰もがぶつかる。がんばってコミュニケーションをとり続けること!
・平均点だけでなくて、個々の変化をみてほしい。一人ひとり違う。
・理解学習も暗記学習も両方とも大切。

<充実感をもって帰国した隊員の共通点>
コミュニケーションを積極的にとろうとした。
・任国間の理解に努め、学ぶ気持ちを持ち、それらを知る喜びを感じた。
活動に夢を持ち続けた。
・任地は第二の故郷であると感じた。
・現地事務所の職員との信頼関係を持つことに努めた。・・など

<先輩隊員がボランティアに行って感じたこと>
・自分ができることよりも、学ぶことの方が多かった
・私は、現地の人と共に生きてきた
・帰国後、自らの成長が自覚できた

最近、講座だけでなくいろんなところで、「今までの教員としての生活」も振り返るようになってきた。この4年間頑張ってきたけれど、まだまだまだまだ何にも考えられてなかったんだ、ということに気付いた。

たくさんの人と出会って、たくさんのことを勉強して、価値観がどんどん変わっていっていると思う。それが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、楽しい(^^)

訓練一日体験

今日は、15人くらいの一般の人が訓練所へ来て「訓練一日体験」をしていた。その人たちと昼食を一緒に食べて、続いて午後のワークショップのお手伝いをさせてもらった。

訓練所に来てから3週間が経って、今となってはこの生活やタンザニアへ行くのって当たり前のことになってしまっていたけれど

これから青年海外協力隊に参加するかもしれない人達と話すことで、応募したときの気持ちを思い出せたように思う

2012年5月5日土曜日

ポジティブ

今日の講座は「異文化適応の実際」
インドネシア出身で現在日本に住んでいる講師の方が、いかにして日本に適応していったのかという実例を話してもらったんだけれども、

とにかく講師の先生が元気!!

ポジティブシンキングがすごくて、こじつけでもなんでもイイ方に考えるのが得意で尊敬する!その話の中でも

『違い』を探すとケンカになる。『同じところ』を探すと仲良くなる」っていうのが一番好きで、大事にしていきたい言葉だなと思った。

確かに、結果的に嫌いになる人って「自分と違って××な人」やもんね。違いを探していくからお互いに嫌いあっていってしまうんよね。そこで、「なんや、自分と同じ△△なんだ」ってところを見つけられたら、相手に対する気持ちも変わるんじゃないかな。

①合わせる②しょうがない③やってみなけりゃわからない④できればがんばる

の精神を忘れずやっていきたい(^^)

2012年5月4日金曜日

貿易ゲーム

今日は貿易ゲームをした。
くじ引きで決まった班のメンバーと協力してお金(といっても架空の)を稼いで、住居や食料を購入し国を豊かにしていくというもの。

ところが、それぞれの国がはじめから持っている資源や道具の量には差があって、豊富な資源や道具を持つく国はどんどん発展していき、持っていなかった国との差がどんどん大きくなっていったのである。以下はそのゲームに関して考えた事や周りから聞いた意見

<起こったこと>
・発達途上国は、先進国から搾取される場面が多かったが、それでも協力を求めるしかなかった。
・発達途上国は、先進国から何か提案(交渉)がされたとき、本当にボッタくりじゃないのかわからず、とりあえず守りに入ってしまった。
・発達途上国は、資源を持っていても価値が分からなくてどうすればいいかわからなかった。→資源を潤沢に抱えたまま、何のお金も得られずにゲーム終了を迎える班も・・・
・お金が十分になってきたら、先進国の人たちが(ときに無償で)助けてくれるようになった
・スパイ活動による情報収集が役に立った。
・初めから何の見返りもなく情報をくれる人がいて助かった
・実際に見た情報は信用できたけど、噂話はガセネタがめちゃ多かった。
・先進国の作る製品は売るときのチェックが甘く、発達途上国の作る製品は厳しかった。これによりさらなる格差が・・・

<思ったこと>
情報がめっちゃ大切。そして何が本当で何が嘘かを見抜く目もめっちゃ大切
・即決できないとビジネスチャンスはすぐに遠のくことが分かった。
・情報の集まるマーケットに、情報収集係をひとり置いておくべきだった。
チームワークが本当に大切だということが分かった。
・援助するときは、よーーく観察して、何を欲しているか理解してから必要な援助をしなきゃだめ。
・異なった国同士が協力しようとしても、すごく難しいという事がわかった。お互い疑心暗鬼に・・
・発展途上国が先進国と協力している様子をみると、(他の途上国の人は)うらやましくて、自分達も混ぜて欲しい、ああなりたい、と思った。
・ある国が援助をしようと思っても、そのうちたった一人が私欲に走ることで、そのことが噂に噂を呼び、全員が信用されなくなる

<大事なのは・・・>
・途上国の中でも最終的に、比較的豊かになった国があった。その国は先進国と同盟をむすんで、資源や人手を提供する代わりにお金をもらっていた。搾取されたとしても、結局は現金を得て発展していったから、賢い選択をしたと思う!だれと同じ班になるかで戦略や結果が違ってくるなんて、「本当に重要な資源は『人』なんだ」ということがよく分かる例だった。

<本当は・・・>
・このゲームは競うことが目的じゃなかったから、本当は競わずに、全ての国が一致団結して資源や情報、人材、労働力を共有してお金を稼げばよかった。そうすれば効率よくすべての資源を使い切って、結局すべての国が豊かになることができたと思う。・・・っていっても世の中そんなにうまくいかないよね(笑)

・・・深~いゲームだったなあ(笑)

2012年5月3日木曜日

ここにいる理由

前回の模擬授業を終えてからちょっと落ち込んでいたけれども、仲間に声をかけてもらったおかげで元通りの元気が湧いてきた!みんな本当にありがとう(^^)今後は元気のお返しをしたい!

それで、夜(7時~9時)の理数科教師特別レッスンが今日あったんだけど、内容は

「Instruction」

簡単に言うと授業の導入部分をどうするか、っていう事なんだけれど、生徒の興味の引き方から授業の骨格の作り方まで、今までの自分にまさに足りないところをたくさん知ることができて感動した

「自分に足りない部分を鍛えるために今自分はここにいるんだ」
「自分は来るべくしてここに来たんだ」

って思えた。落ち込んでいたのは、プライドが邪魔をしていたからかもしれない。

教員経験が全くない人たちが自分よりよっぽどイイ授業をしてたりするし、違う職種や校種の人の考え方は新しい発見になるし、タンザニアに行く以前にここで学べる事は多い。

必要のないプライドはここに置いて、前を向いて元気に進んでいく

2012年5月2日水曜日

ポロシャツを作ろう

平成24年1次隊(二本松)でポロシャツを作ろう!という企画があって、今日はそのデザインが決まった。

といっても、少人数でデザインをして・・・っていう流れではなくて、デザインで派遣予定の人達が中心となって、

<第一回:シャツのコンセプトを考える会>
→有志の人たちで集まって、自分の考えるコンセプトを付箋に書いてホワイトボードに貼っていく
→たくさんの意見をカテゴライズしてまとめていく
→一人一人の意見を聞きながら、議論してよりよいものを作ったり、まとめたりしていく

こんな風にしてみんなで考えてまとめたコンセプトを基にして、

<第二回:デザインのプレゼン大会(これが今日行われた)>
→デザインを考えてきた人たちによる、一人5分のプレゼン
→集まった人たちによる投票

といった流れを経て、デザインが決定したのである。

結果的にたくさんの時間がかかったけれども、バラバラの意見が集まって、そしてみんなで考えて議論した事が形になったっていう過程にものすごく感動して、「ものを作ること」の楽しみを(ちょっとだけど)味あわせてもらえて本当に良かった!

自分は教師として今まで、「これが正解だろう」っていうものを一つ生徒に教えて、それでお終いになってしまっていたことがたくさんあったと思う。時にはそういうことも大切だったと思うけれども、今回の企画のように、それぞれの意見を集めてぶつからせて・・・っていうこともめちゃ大事で、素敵なことが起こるんだなと思った。

2012年5月1日火曜日

模擬授業を終えて

今日は20分間の模擬授業(1回目)があった。
英語で授業ってできるのかな?という心配はあったけれど、なんとなく形にはなってホッとした。

でも、そこ以外の部分に問題があって・・・

今回、授業をしながら、「この授業面白くないな」っていう感覚が湧いてきた。そういうことってこれまでの4年間に何回もあったけれど、今これだけ協力的なしかも少人数のメンバーを前にして、面白くない授業をしてるのってどうなの?・・・って感じだった。20分×5人で合計100分の時間泥棒をしてしまった気分。せっかく付き合ってくれているのだから、ちょっとでも楽しんでもらわないと絶対ダメやんね!

泣きたいくらい落ち込むけれど、今この壁にぶつかれてよかった。
今の気持ちを忘れないようにするために思ったことを書いていく。
訓練生活やタンザニアの2年間だけでなく、その後の自分のあり方も変えたい。

<今後の模擬授業について改善していくこと>
・このメンバーを生徒だと本当に思って授業を作っていくこと
・「英語」に照準を合わせるんじゃなくて、内容に照準を合わせること
・時間の制約にとらわれずに、自由度の高いものを作っていくこと
・自分のやりたいことを最優先にしないこと
・余裕を持って、自分の人間性を出していくこと

<思ったこと>
・今までも面白くない授業をし続けてきたのか振り返りたい。
「教科書にあるから」ではなく、なぜそれをやる必要性があるのか、細かいところまで一つ一つ理由づけして進めていく観点を持つべきなのか考えたい
→そんなことをしている時間って高校にあるのか?→少ない時間でも工夫すればできるかも
→やる気を引き出すのが目的なら、時間をかける価値があるかもしれない
・講義形式だけでなく、参加型の授業も導入する必要性があるのか考えたい。
→正解(正しい解法)を教えていくのではなく、いろんな意見を議論させていくこと
→やる気、考えようとするチャレンジ精神、を大事にしていく
→それを行うための時間の配分を考える
→生徒指導との兼ね合いを考える
・小学校、中学校の授業の進め方から学べることがたくさんあるから、「授業する対象が違うんだから」という理由で逃げずに(といって同じだとも思わずに)いいところをどんどん勉強させてもらいたい。
・今目の前にいる人をちゃんと見ることを忘れない。
→訓練生活なら、模擬授業を受けてくれているメンバーに満足してもらえる授業を目指す。それができなくて、任地に行ってから任地の人たちに合わせた授業はできないはず。
・自分の人間性を磨く。

全部は書ききれないけれど、少しは整理できた・・かな。

うちのテクニカルクラスの先生は、「good pointは何だった?」のあとに、bad pointという単語を使わずに、「improving pointは何だった?」って聞いてくれる。これまでの4年間を否定せずに、元気を出してimproveを続けるぞー。