2013年2月28日木曜日

コンビニが!

バスで15分くらいのところに、新しいお店ができた。

どうやらすごいらしいという噂だったので今日行ってみたのだが、


まるでコンビニ!(・・ちょっと言い過ぎたかも)

クーラーがガンガンきいていて、いろーんな商品が棚に並べられている。
お菓子も、普通の店にはおいていない美味しいものが置いてあり、
さらに、他のどのお店よりも安い値段である。

今日は店の中に人がいっぱいいた。


う~ん、これでは他のお店のお客さんをとってしまうだろうなぁ。
値下げ合戦とかなんだとか、起こりうるのではないだろうか。

まぁ消費者としてはうれしいんだけれど、今後が少し心配。


どこの店もみーんな同じようなものを同じような値段で売るタンザニアスタイルとは違った風をふかせる、新しいお店だった。

2013年2月26日火曜日

療養中

ひさびさの更新・・・

日本帰国あたりからずっと滞っていた。
「あぁ~!日本は最高にいい国だった!」

・・・と振り返りたい気持ちはやまやまなのだが、
実はタンザニアへ来てから体調を崩し、

現在、医者が言うには

「マラリアとアメーバ赤痢に(同時に)かかっている」

ということらしい。


・・・それはないだろう、と突っ込みたくなるのを抑え、今は自宅で療養中


マラリアって高熱が出て死ぬ可能性があったり
アメーバ赤痢ってトイレにい続けなきゃいけないくらい下痢になったり

するらしいけど、別になぁんともないのである。
(薬の副作用によりすごーく眠たいのを除いて)


とりあえずご飯をいっぱい食べて(何でも食える)、家でゆっくり寝ておく。


2013年2月6日水曜日

無事に帰るために

あと3日で帰国、ということでワクワクしているのかというと、実はそればかりでもない。

「本当に帰れるのか!?」
「帰ってからも大丈夫なのか!?」

という心配もあり、じつはドキドキしている。



~「本当に帰れるのか!?」~
◇こちらでは飛行機の時間が遅れることがちょくちょく起こるので、これによってスムーズに帰れない可能性がある。
◇もしマラリアにかかると、治療をしなくてはならないため、帰れなくなる。
◇その他、しょうもない事件に巻き込まれると、帰れなくなるかもしれない。



~「帰ってから大丈夫なのか!?」~
◇帰ってからマラリアを発症する可能性もある
◇半年間ずっと夏だったのに、いきなり真冬の福井&京都・・・体調管理をしっかりしないと
◇6時間の時差からくる時差ボケ。


といった具合である。

とりあえずはマラリア対策と時差ボケ対策で、
「夕方以降は蚊帳の中に入る」「早寝早起き(21時に寝て4時に起きる)」を実施中。


無事に帰って、元気に日本を満喫したい!(>_<)

2013年2月5日火曜日

マジでウツになる5秒前

今日は「マジでウツになる5秒前」だった!


普段からストレスになるような事はたくさんあるんだけれど、
ちょっと今日は重なりすぎた。例えば、

①家に帰ると、近所の子供たちが玄関先にゴミや泥を散らかしている
②家から出たゴミを袋に入れて捨てると、しばらくすると中が開けられて、
 中身が周り(広い範囲)に散乱している
③家の外からのぞいてくる子供が、追い払っても戻ってきて、ずーっと見てくる
④子供をちょっと叱ると、仕返しに家のドアに石を投げるなどしてイタズラしてくる
⑤夜になると、家の中でも蚊がたくさん飛んでいるため、いつも緊張状態
 →また、蚊のため長ズボンが欠かせないので暑い
⑥家の天井付近に空いている穴から鳥が入ってきて巣作りをしているため、部屋が汚れる
⑦水が2,3週間出ていないため、近所までバケツで水を買いに行かなくてはいけない
⑧同僚がしてくる質問が、腹が立つ。「で、お前はいつウチに来るんだ?(実は、家へ招待してくれようとしてくれている)」「はー?知らんがな」
⑨追い払っても追い払っても、めげずにメシにとまろうとするハエ
⑩道が水でぐちょぐちょのため、どんどんど泥だらけになっていく靴、と玄関
⑪一回しか使っていないのに、もうパンクしている自転車
⑫私語が多くなって、一度はやめるつもりにしていたクラスでの授業(どうやって盛り上げるか)

・・・

こーんなに重なってる。
一個一個はささいなことで、気にならないんだけれど、チリも積もれば・・・である。


とりあえず一個ずつ解決していこうと思った。



今日はとりあえず、
①子供たちにゴミ拾いをさせた(散らかした人かどうかは不明)
②ゴミは埋めるようにした
③見てくるときは黙って布(カーテン)を閉めるようにした
⑤蚊帳を買ってきて、作業用の机の周りをすっぽり覆った
⑥近所の兄ちゃんに頼んで、はしごを使って天井付近の穴をふさいでもらった
⑧「お前はいつ家にくるんだ?」「日本から帰ってきたらぜひ行きたい!ありがとう」
⑨虫よけスプレーをした左手で、食べ物の上をあおぎ続けると寄ってこなくなった
⑩泥だらけ用の靴を用意した
⑪自転車のパンクを修理した。本当に必要な時だけ使うようにした

といった具合で、ひとつずつ解決していった。


スッキリ!

特に、作業机の周りを蚊帳で覆ったのは大正解で、
家の中でようやくリラックスできる空間ができた☆って感じだ。
蚊帳の中なら半ズボンでも大丈夫!涼しい!


まぁ、いきなりヤモリが蚊帳の中に入り込んでいるケド笑(写真の左上参照)


次はどんな課題が降りかかってくるのやら・・・
楽しみである。

2013年2月3日日曜日

稼ぐのは大変

家の前の草が成長しすぎて、通りづらくなっていたので、
その草を取るために、学校でクワを借りようと思った。

学校でお願いすると、

「自分でやるの?生徒にさせたり、人を雇ったりしないの?」

と言われ、兄ちゃんを一人紹介された。


オレが住んでいる家は大きい家で(独り暮らしなのに・・)
周り全部を草取りしようとすると一日仕事になるのだが、
兄ちゃんが朝早くからやってきてしっかりやってくれた。


10000シリング(約500円)を払ったのだが、
近所の人が言うには、「払い過ぎ」だということだった。

一日草刈りして500円で払い過ぎ・・・
こっちで稼ごうと思うと大変

2013年2月1日金曜日

もうこのクラスには来ない

「もうこのクラスには来ない」


と言った。


それは2年生のあるクラス。

このクラスは去年とメンバーが変わっておらず、去年から
担当しているクラスの中で唯一(ほんとうに、なぜかこのクラスだけ)、
授業中に何回もざわざわ私語をするクラスだった。


去年から何度も注意をし、
前回の授業でも時間をとって話をしたにも関わらず、変化が見られない。

ということで、「もうこのクラスには来ない」となったのである。




これは、「そういう風に言えばちょっとは懲りるだろう」とかそういう発想ではなく、

このクラスをやめれば、3年生のクラスを担当することが可能になるのである。


今、数学の教師不足で3年生の数学を担当している人はいない。

しかも!去年の国家試験を合格して3年生になれた数少ない生徒たちなのである。

あまりにもかわいそう・・・



ということで、先生を必要としている3年生を教えるために、2年生のこのクラスをやめようと
「本当に」思ったのだけれども、


職員室に帰った後、生徒が数人やってきて、

「すみませんでした。授業をしてほしいです。」

と言うのである。


「いや、いいんだ。他に必要としているクラスがあるから、そっちに行くから大丈夫」

「もう騒がないのでお願いします。」

「何回も注意したし、それでも騒いでた。あなたたちはオレを必要としていないんだよ。」

「いや、先生が必要です。」


困った・・・怒って皮肉で言ってるんじゃなく、本心で言っているのだが、
何と言おうが逆効果で、生徒たちは「怒られている」としか感じないのだろう。


3年生・・・にはもう少し我慢してもらおう。

「分かったよ、もう一回だけ教える。がんばっているようだったら、続けて教えるよ」

という話になった。


なんだか、すっきりせず、もやもやもやもや(笑)

雨の日の学校とトランプ

昨日の夜から大雨で、朝も雨
靴を履くのはあきらめて、サンダルを履き、
くるぶしくらいまで泥に足をとられながら学校へ行った。

すると、

職員室には誰もおらず・・・

結局、1時間目が始まる段階で、

生徒十数名、教師1名(とオレ)

しか学校に来ていない。


雨が降ったくらいで壊滅状態じゃないか・・と思っていると、

しばらくしてポツリポツリと人が来始めたのだった。


      ☆      ☆      ☆

数学の、正負の数の足し算引き算がすごーーく苦手な生徒が多いので、
今日はトランプを持って行った。


黒のカードはポジティブ(+)で、赤のカードはネガティブ(-)という約束をして、
トランプの山から2枚引く。


この場合、(-7)+4はなんですか? という意味である。

生徒は自信満々に、「-11です!」と答えるんだけれども、
ちゃうがな、と。
色がちがうがな、足したらイカンと何度も説明して。

結局しばらくするとみんなできるようになった。
もう3回くらいこのゲームをしたら、間違わなくなるかな。

次の授業では3枚引くようにしてみようと思っている。


トランプでやる利点としては、「並べ替えのイメージがつく」というのが考えられる。

例えば上の写真だと、「5-8は-3」「-3+6は3」「だから答えは3」なんてやるより、

右にある6のカードを左に持ってきて、「6+5は11」「11-8は3」
とやる方が断然効率的だし、ミスもしない。


基礎基本をしっかりと繰り返しやる機会が少ないだろうから、
授業の時間内で少しでも繰り返し演習をする機会を設けていきたい。