2012年8月30日木曜日

助け合い?

今日、マハラゲ(豆を煮たやつ)を作った。
 
 
ところが、炭に火をつけるのにちょっと手間取ってしまい、
そしたら近所の4~6歳くらいの子供たちが、
「火が欲しいの?だったらもらってくるよ」
って言って、炭ジコを持ってテクテクと近所めぐりを始めてくれた!(笑)
近所のママたちも、突然の訪問にもかかわらず「カリブ~(ようこそ)!」といった感じで、
火のついた炭をちょっとずつ分けてくれて、おかげで火がついた!
 
みんな親切で、 子供たちもすごーくかわいかった!!感謝感謝。
 
 
・・・でも、誰であろうが人に物を分けるのが当たり前のタンザニアの文化の中で、
少し考えさせられたことがあり。
 
 
タンザニアに来てから、「○○をちょうだい」と言われても、基本的にあげないでいた。
あげたからって今後何かが解決していくわけじゃないし、もらい癖がついてもだめだし。
子供が家に、「タニー、ジュースちょうだい」「パンちょうだい」「オレンジちょうだい」と言って来ても、
「持ってない」
と答えてたんだけど、
・・・自分はこれだけタンザニアの人から炭なり食事なりお手伝いなりをもらっておいて、
何も返さないってのは、対等な人と人との関係としてありなのかな?・・・って気持ちになってきた。
今後どうしていこうか・・・考え中である。
 
 
☆☆☆
月が満ちてきた!
 
夜でも外が明るいので、ちゃんと時計を見ていないと、時間の感覚がわからなくなる(笑)
 
夜の太陽

2012年8月29日水曜日

近所の写真

今日は、自分の家がある村の写真をちょこっとだけ紹介
木陰で「バー」というゲームをしている人たち
熟練しているため、見ていても早すぎてついていけない(笑)
 



お茶をすりつぶしているおばあちゃん
すごくいい香りがしている!

夕焼け
毎日、アフリカの空はきれい
(左のボコッとしたやつはアリ塚)

2012年8月27日月曜日

上機嫌

昨日、同期隊員が我が家に泊まりに来ていた。

我が恐怖の館は、初めてのお客さんにはやはり暗くて怖いらしく、
こちらとしてはそんな反応を見て楽しんでしまった(ゴメンね!笑)


さて、昼間のできごと。
ウチのリビングは外から丸見えなので、新しい日本人が来たというので、
子供たちがワアワア言って家を取り囲み、呼びかけてきた。

すると、同期隊員から
「タニ、めっちゃめんどくさそう(笑)」
と言われた。


・・・・確かに、毎日毎日(意味なく)声をかけられるので、
家の中にいるときは生返事をしたり、無視をしたり、というのが普通になってきていた。


う~ん、自分では「めんどくさい」というより「何も感じなく」なってたんだけれど、

こんな関わりも日本ではないことだし、子供たちの前では少しは機嫌良さそうにしようかな、と思った(笑)



「最高のボランティアは、上機嫌でいることだ」
って誰かが言っていたけれど、不機嫌をばらまくより、上機嫌をばらまくことを実践しようと思った。

「タニー!タニー!タニー!タニー!タニー!」
・・・・・あ、ちょっとめんどくさい(笑)

月明かり

家の近くには街灯はなく、ときどき灯りが見える程度である。

夜は真っ暗になるのだけれど、任地へ来て少しずつ目が慣れてきているように感じる。

そして今までで初めてこういう感覚になったのだけれど・・・

「月って明るい!!」

頭の上に弱いライトが一つ点いてるような、そんな感じである。
ちゃんと、はっきりとした影もできてる。
今まで日本にいて、街灯がない場所ってあまりなかったから気づかなかったけれども。

月があると、夜でも周りが見える。(逆に新月の日は暗い)

・・なにを今さら、ではあるけど、自分にとってはちょっとした発見だった。

2012年8月25日土曜日

数学と電気とソーラー

今日は小さいソーラーパネルを屋上に設置した!


ちなみに大きい方は、もともと設置してあったやつ。

これを設置することにより、ソーラーランタン(灯り)を使用することが可能になり、
「夜に明るい環境で本が読める!!!」
(これは小学校1年生のスワヒリ語の教科書)

・・・暗いと、『しゃべる』か『寝る』かしかできないもんね。


うちには電線がつながっていないので、電化製品はすべて(電池式の物以外)
太陽光エネルギーによって動いている。
(このブログも、PCが太陽で充電できるからこそ書ける)

自然(太陽)と、科学技術(ソーラーパネル)に感謝!



☆☆☆
学校で同僚に、
「ウチの学校の国家試験の結果を見てくれ。数学はほぼすべての生徒が落第だ」
「タニは、なにが原因だと思う?どうやって解決する?」
と聞かれた。

まだそんな詳しい事までは分からないというのが正直なところなのだが、
現段階で一つだけ分かっていることがあって、それは


『演習が足りていないはずだ』ということ。


国家試験の問題は、レベルでいえば日本とそれほど大差ないように感じる。
しかし、日本とこことでは環境が決定的に違う。

日本では夜もこうこうと明かりがついていて、ちゃんとすべての授業を受けられて、
水汲みなどの家事を手伝う必要もなく、教科書や参考書、問題集もきちんと買えて、
塾に行っている生徒も多い。

対してウチの周りでは、夜は真っ暗で(小さなランタンで生活をしている)、
授業は結構抜けるし(というか、教師不足のためそもそも数学をしていない学年もあるし)、
水汲みなどの家事を手伝う必要があり、教科書などは高くて買えないし、塾は基本的にないし、
というのがほとんどの家庭なのではないかと思う。


自分には、この状況を改善することはできないし、する必要もないと思う。

授業中、そして明るいうちにちょっとでも彼らが「繰り返し演習」ができる環境を作ること、
が自分にできることなのかなと思う。

頑張ろう~(*^^)


☆☆☆
・・・話は戻ってしまうが、ソーラーを設置したのは朝の6時から。

人通りの少ない時にやらないと目立ってしまう(盗難リスクが増える)ので、
暗いうちに、はしごを使ってやろうと思ったのだけど、

はしご(木製)に足をかけた一段目。
バキ!
折れた。

もう怖くて怖くて、結局明るくなってから恐る恐るのぼり、

・・・目立ち、

近所の人に「タニー」と声をかけられ、

あげくはしごを運ぶのまで手伝ってもらい、

まぁなんだか・・・別にいいか。ハクナマタタ。

近いは遠い

今日は、お昼ご飯を買いに行くときに、近道をしようとしたら、
家の近くの村の中に迷い込んでしまって、
「おぉーい、ラフィキ(友達)!こっちへ来いよ」
と呼ばれたので行ったみたところ、
座ってダラダラしてるおっさん達だった。
「ここではスープを買って飲むんだ」
「あぁ、はいはい、おばちゃん、一個ちょうだい」
・・・
出てきたスープは、甘くて苦くて、ちょっと酒っぽくて、初めて飲むスープだった。
しかもめっちゃ量が多い!!

(実は好きじゃないというのもあり、)「みなさんもカリブ(よかったらどうぞ)~」
と言うと、
「おお~!ラフィキ(友達)!アサンテ(ありがと)」
といいながらスープを8割方持っていき(おいおい、別にいいけど、遠慮ないな!)

まぁまぁ、楽しく談笑した(笑)

☆☆☆
今日は、夕方から生徒と一緒に走ったのだけれど、
「ミキンダニって知ってる?」と聞かれ
「知らない」
「行ってみたい?」
「近いの?」
「近いよ。あっち。(指さしながら)」
「オッケー、行きたい」
丘を3つほど越えただろうか。一時間後に到着。
(全然近くないし!そしてまた自分の家まで走りたくない!でも帰りたい(泣))
・・・タンザニア人の「近い」を甘く見ていたことを反省。(実際5、6kmくらいあった)

また一つ勉強になったのだった(笑)

2012年8月24日金曜日

too muchな日常

今日はtoo muchな日だった。

○朝の6時前に生徒が家まで起こしに来て、一緒にランニングをして
○イギリスの大学生がウチの学校に本を寄付しにやって来て、一緒に作業しつつ話をして
○校長に、地区の役所の教育担当の方のところに連れて行ってもらい挨拶をして
○お昼ご飯を買おうとしたら、「オレの家で食ってけ!」と言って家に招待してもらい
○洗濯をしていたら近所の子供たちが手伝いに集まってきて
○外を散歩しようとしたら、子供たちがワラワラ付いてきて

どれだけの人としゃべっただろうか。

すれ違う人とも挨拶はするので、トータルで一日に結構な数になると思う。

今のところすごく楽しめているんだけれども、
もし「もう放っておいてくれ!一人になりたいんだ!」
って思うことがあっても、ここでは無理なんだろうなと思う(笑)

 
「許しまへんで~」

2012年8月23日木曜日

自分なりの理由

今、学校は夏休みで、国家試験のための補習が行われている。

木の棒が職員室に置かれていて、ある先生から
「タンザニアではこれで生徒を叩いて叱るんだけれども、日本でも同じようにするの?」
と聞かれたので、
「日本では体罰は法律で禁止されていているんだ」
と答えたところ、
「でもここはタンザニアだから、あなたもこれで叩くでしょう?」
と聞かれ、
「いや、それはない。」
「え、じゃあ、悪いことや反抗を繰り返す生徒をどうやってやめさせるの?」
という話になった。

長い時間話をしたのだが(結論は出ないけれど)、

話し合って突き詰めていくと、
「あ、自分はこんな風に考えていたんだ!」
自分の本音が見えてきた。

異文化と接して、それまでの自分になかった様々な方向性を持った考え方を知れる。
でも、実はそれだけではなくて、自分のことや、自国の文化についての理解も深まる。
また、自分があいまいにしてた部分が浮き彫りになってくる。


きっとこれからの活動の中で、こういう機会が何度も訪れると思う。

ときには、「理由なんかない!そうするのが日本人なんだ!」という場合もあるだろうが、

できるだけ逃げずに、自分なりの『理由』を探っていきたいと思った。

2012年8月22日水曜日

不平等

学校ではいま、図書室が作られている。


すごくきれい!
じつはこれ、壁や柱をペンキで塗ったのは生徒である!(壁の絵以外)
夏休み期間に作業をしたらしい。
すごいな~。

また、朝に学校に行ったとき、まだ鍵が開いていなかったため、
他の先生が来るのを立って待っていると、

「カリブキティ(椅子をどうぞ)」
と生徒が遠くから椅子を運んで持ってきてくれた。

最初は単純に「素敵な生徒たちだな」という風に思ったのだけれども、


・・・実はこのとき頭をよぎったのは、

「なんで『私』がしなきゃいけないの?」っていう疑問を彼らは持たないのかな?
ということだった。


今思うと日本は、すごく平等意識が強かったように思う。
大人も子供もある意味対等なのではないかとも思える。

こちらでは、授業に出ている生徒もいれば出ていない生徒もいるし、
掃除をちゃんとしている生徒もいればしていない生徒もいるし、
先生のおつかいを頼まれる生徒もいれば頼まれない生徒もいるし、

不平等なことがたくさん起こっている。

また、日常生活でも、会話の中で
「自転車がパンクしてるんだ」
とポロっというと、
「じゃあ、修理してるところへ連れて行くよ。いつ行ける?今でもいいよ」
と言って連れて行ってくれた。
そして、修理費用も払ってくれた。
「ええ!?お金出すよ!」
と言うと
「いいんだいいんだ」
と返された。
・・・・・なんだかこんなにしてもらいっぱなしでいいのかな?
・・・こんなに『不平等』でいいのかな?
と感じたのだが、こちらの人はあまり気にしていないようなのである。

自分にとって不利益でも、気にせず手助けをしてあげる人、が
こちらの国にはとても多いように思う。

そういう意味での不平等さは素敵だなと感じた。

度をすぎた平等より、不平等の方が素敵なのかもしれない。

2012年8月20日月曜日

時間と効率

今日は炭を買ってきて、お湯を沸かしてみた。


かかった時間・・・1時間
コーヒーを飲むだけでそんなに時間をかけてらんない!
慣れていこう。


☆☆☆
そして服も洗濯した。

かかった時間、45分
これも徐々に要領を得ていけばいいかな。

☆☆☆
とにかく、ただ単に生活をするだけですごく時間がかかる。
日本にいたときを振り返ってみて、時間短縮に役立っていたものは、

「車」→用事のために歩く時間がめちゃくちゃ減る。
「洗濯機」→洗濯を、『水汲みの必要なく』、勝手に、『乾燥まで』、してくれる。
「ガス」→『あっという間に』、『燃料を買いに行かずに』、火が起こせる。
「電気」→電化製品を使用することができる。
「冷蔵庫」→食材や料理を保存できる。毎日買いにいったり作ったりする手間が減る。
「水道」→蛇口をひねれば『勝手に』『いくらでも』『キレイな』水が出る。
「ライト」→暗いところへ行くときに、灯りを用意する必要がない。
     →暗いと、さっさと動けない。
「窓ガラス」→入ってくる砂埃をはらう作業が不要になる。
「掃除機」→ゴミを吸いこんでくれる機械・・・すばらしすぎる。
「ゴミ収集」→自分で燃やしたり、空き瓶を店に持っていく必要がなくなる。
「コンビニ」→24時間いつでも欲しいものが手に入る。
       →お弁当を買えば、ご飯を作る時間がなくなる。
       →他のお店に買いに行く時間が短縮される・・郵便まで送れる!

ああ、今思いつくだけでもこれだけある!

日本人は「勤勉」であると同時に、「効率」を求める国民性。
自分が日本でどんなに効率的な生活を送っていたのか、今それを実感している。

タンザニアでは、日本において一瞬で終わる作業や機械がしてくれる作業に、
たくさんの時間を費やす。水汲みなども、その一つだ。

だから、時間がゆっくり流れている感じがする。
これはこれで・・・幸せかもしれない。

バオバブ

バオバブという木が生えている。

『星の王子様』という本の中では、
バオバブの木は
大きくなると根をはやして、小さな星を飲み込んで壊してしまう、
大きくてちょっと怖い木なのだが、

ほんとに巨大で異様!!
とりあえず近所のバオバブ
ちょっと怖いかも・・・

「地球っていう星に生えてる」・・・・そんな感じがする。
今までに見てきた木とはまた違う印象。

アフリカの風景の一つ。

2012年8月19日日曜日

任地へ

任地へやってきた!

まずは恒例の、近所の子供たちによるお出迎えがあり、
「タニー!タニー!タニー!」
の連呼だった。

しかし、一か月も前にたった数日間だけ家にいた自分の名前を
みんなが覚えてくれているっていうのは、
実際めっちゃうれしかった!
名前を覚えてもらえるのってこんなに嬉しいんだなぁ・・・

☆☆☆
とにかく、家の掃除をして、整理整頓をして、模様替えをして・・・
自分仕様の家を作るためにやらなきゃいかんことがたくさんあって、
わーっといろいろやるんだけれども、

結構、近所の子供たちは手伝ってくれる!

○「床を掃くの?手伝うよ」って言って、掃いてくれたり(←しかも丁寧)

○荷物をたくさん持ってたら「持つよ~」って言って全部運んでくれたり、

○洗おうと思って置いておいたお皿を勝手に洗ってくれてたり、
・・・・・ただし、よく見たら洗剤じゃなくて土で洗ってるんだよなぁ(笑)

ところが驚いたことに、土でこすると汚れが土に吸着されて、
水ですすいだときに、ピカピカになる。おそらく節水のための知恵なのだろう。
(ただ自分は、一応この後洗剤で洗った。とはいえ汚れがなかったからめちゃ楽だった)

☆☆☆
近所の子供が遊んでいたおもちゃ

これはすごい!



ゴミでできているんだけれど、このクオリティー!!

ほんとにすごい。これも感動。

☆☆☆
そして、ランタンを買った。

ケロシン(燃料)を近所で買って、火をつけて使う。
昔のストーブの匂いがする。

ちなみに昼間でもうちの廊下はこの暗さ。恐怖の館の雰囲気が垣間見れると思う。


夜はさらに暗くて、何も見えない。
けれど、近所の子供たちはよく見えているみたいだ。

<こんなことがあった。>
夜に、近所の子供たちが荷物を家まで運んでくれた時に、
暗くて周りが見えないので後ろをついて歩いてたら、

ズボッ!

穴にハマった。
「なんでそこにハマるの?」といった感じで驚かれたが、

だって見えないんだもん・・・
みんなはちゃんとまたいでたのね。

穴から引き上げてもらった。

早く慣れて、見えるようになりたいなぁ!

2012年8月17日金曜日

海上自衛隊

海上自衛隊の船がタンザニアのダルエスサラーム港へやってきた!




日本人がたくさんいることに感動(笑)
遠洋練習航海ということで、750名で14か国を巡っている最中だそうだ。
船の中に入れてもらえて、案内もしてもらえた。


タンザニアでこんな経験ができるなんてラッキー。
夜に食べに行った店でも、偶然海上自衛隊の人たちと一緒になって、話ができた。
若くてエネルギーをたくさん持った若者ばっかりだった!

安全に航海を続けてほしい!

2012年8月15日水曜日

タンザニアシリング

タンザニアのお金:タンザニアシリング(Tsh)はこんな感じ


動物たちがずらりと並ぶ。
見えにくいが、コインにも動物が彫られている。

透かすとキリンの絵が出てくるなど、すごくかわいい。

サファリパークで有名なタンザニアならではである。

印刷されている2人は、初代タンザニア大統領ニエレレと、ザンジバル大統領である。
ニエレレはタンザニア創設者として国民から尊敬されていて、
道端では肖像画や写真などが売られているほどである。


ちなみに、10000Tshが500円ほどであるので、数値を20で割ると日本円換算することができる。

タンザニアは日本より物価が安いため、10000Tshを使おうとすると、お店の人がおつりを払えないことも多く、拒否されることがある。
細かいお金はなるべく使わず、できるだけ大きなお金から使っていく工夫が必要である。

2012年8月14日火曜日

サッカー

日曜日は、タンザニア在住の日本人対タンザニア在住の中国人、のサッカーに参加した。

場所は近所のグラウンド・・・ではなく、



ナショナルスタジアム(国立競技場)!!
こんなところで草サッカー・・・・贅沢すぎる。
(なんでも中国の支援により建てられた?スタジアムらしく、彼らは予約できちゃうらしい)

すごーーーーく楽しかった!!

とはいえ、ひさびさに走り回ったものだから、


バタンキューだった。
ちなみに結果は4対5で惜敗・・・もう一押しだった(>_<)

こんなにイイところでサッカーできたことも嬉しかったけれども、
異国の地で、これまた違う国の人とスポーツできるってのもうれしかった。

いつかテニスもできるといいなぁ・・・


☆☆☆
ちなみに、タンザニア人はサッカーが大好きである。
ひいきにしてるチームが昨日勝っただの負けただの、テレビやラジオなんかでもよくチェックしている。
ちいさな子供たちも、サッカーボールや、布を丸めたものなどを道端で(はだしで)蹴って遊んでいる。(道はガタガタだけど!)

・・・丸いものさえあれば行えるサッカーって、すごいスポーツだなと思った。
こっちの人たちともサッカーをする機会があったら、ぜひ参加したい!

2012年8月12日日曜日

大掃除と伝えること

もうじき、ドミトリーを出るということで、みんなで掃除をした。


めーーーちゃキレイになった!
正直、掃除の話が出たときに自分は、
「そんなに掃除しなきゃいけないほど汚れてないと思うんだけどな」
と思ったけれども、ここまでキレイにできるとは・・・!
キレイ水準の高さに驚きつつも、やっぱりキレイなのは気持ちいいということを再認識!

赴任先の自分の家もピカピカにしたいと思ったのだった!

☆☆☆
本屋で「コミュニケーションスキルの教科書」が売っていたので、買った。

・・教科書?と最初思ったんだけれど、

実は中等学校の科目の一つに「コミュニケーションスキル」というのがある。
スピーチの仕方や意見の伝え方、手紙の書き方などさまざまで、
「自分の意見を主張する方法」というのを学ぶのである。

日本は「以心伝心」・・つまり「察しなさい」という文化であるのに対して、
やはり海外は「ちゃんと伝えないと誰も何もしてくれない」のが当たり前なのである。

バスで腹痛になって、「ちょっとお腹が・・」って言っても、「お腹がなんなの?」
となってしまうのである。

日本の「察する文化」は個人的には大好きであるが、かといって「伝える技術」も大切だなと思う。
言わなきゃわからないことはあるのだ。それも分かりやすく伝えるのは重要。

どちらの文化も尊重したいと思った!

2012年8月11日土曜日

日本とは違う状況

タンザニアでは、

子供の12人に1人は、5歳になる前に命を落としている。
   →その一番多い原因は「マラリア」

20人に1人は、HIVに感染している。(15歳~49歳)

平均余命は57歳(ちなみに日本は83歳)

特殊出生率は5.4(ちなみに日本は1.3)
   →特殊出生率:一人の女性が一生に産む子供の平均数

という状況がある。


これから学校に赴任するにあたって、こういった状況があるというのは
知っておかなければならないのだと思う。
自分の発言で、知らず知らずのうちに人を傷つけたり怒らせたりすることが
どうしても今後出てくると思う。
でも、おごらず、謙虚に、相手がどう感じているのかを察しようとする努力をする。

忘れないようにする!

2012年8月8日水曜日

語学研修終了

語学最終試験が終了した。

スワヒリ語の試験なんて初めてだったから、面白かった。

これで語学研修は終了。来週からは任地での生活が始まる。

とはいえ、スワヒリ語はほんとに基本の基本をやっただけにすぎなくて、
日常会話もまだおぼつかない状況。
これから人と話したり、自分でも勉強したり、どれだけやれるかが、
今後の活動の内容にものすごく影響するはず。


NTC(JICA二本松訓練所)から数えて4か月間の長い研修がもうすぐ終わる。
任地での活動のための研修プログラムだったけれども、
おそらくは今後の自分の人生を大きく変えるような、そんな

体験や
知識や
仲間や
心境の変化

などがあった。すごく意味のある時間だったと思う。

これからが本番。ちょっと体調を崩してしまったけれども、快方へ向かっているので、
完治させて任地へ乗り込む!がんばるぞ~(^_^)

2012年8月7日火曜日

むしろラッキー?

昨日と今日と、体調不良でダウンしている。
特に今日は語学研修も休んで寮でひとり寝ていた。
すると、

寝ている間に同期隊員がご飯を作っていってくれてた!!
しかも日本から持ってきた味噌汁までつけてくれてる!
めっちゃうれしいー(>_<)

他にも、今日の語学研修でとったノートも写させてくれたり。
優しさをたくさんもらった日になった。


研修も終盤の、最終試験の時期に体調をくずすなんて、
なんて最悪なんだ、と思ったけれども、

これだけ優しさをもらえると、むしろラッキーだったのじゃないかとさえ
思えてきた。

みんなに感謝して、今はとにかく頑張って体を治す(^_^メ)
ありがとう~!!

2012年8月4日土曜日

くっついたページ

同期が買った本。ページがくっついちゃってる。


こういうのって日本でもありえると思うんだけれど、
あんまり見ないよね(笑)
機械か人がチェックしてしっかりはじいてるんだと思う。

まぁ、ピリピリって破いて普通に使えるんだけれど、
面白かったので写真に撮らせてもらった!

2012年8月3日金曜日

料理と感覚

今日は、

料理を作る同期隊員に便乗したおかげで、
おいしくて野菜もとれるごはんが食べられた!

自分には料理の技術がほとんどなくて、任地でやっていけるんかな?
という感じだったんだけれど、今日いろいろ教えてもらったこともあるし、
今後勉強して、「野菜がとれるおいしい料理」を作れるようになりたいなと思った。


☆☆☆
さて、今日はスワヒリ語の授業で、タンザニアの国歌を教わった。
神が我々を守っている・・・というような内容で、ここでも、

日本とは宗教観が全然違う国に来たんだなぁ!

という気持ちになった。

「で?日本の国歌は?歌ってみてよ」
と言われて、
なんとなくためらってしまった我々。
こういう感覚も、おそらく日本ならではなのだと思う。

「日本の国歌はどういう意味なの?」
「日本の国旗はどういう意味なの?」

普通に聞かれるけれど、自分の国のことなのに、どこまで知ってるだろう。

国旗掲揚、国歌斉唱の時は直立不動でいなければならなかったり、
日本以外の国では本当に注意しなくてはならない。

感覚の違いを、ここでは感じる。

2012年8月2日木曜日

ボードゲーム

今日はタンザニアのボードゲームを2つ紹介してもらった。

「ドラフト」(写真左側のボードを使う)と「バウ」(写真右側のボードを使う)
王冠とか木の実みたいなのを使ってる辺りが、エコやんね(笑)

ベンチのようなところで、オッチャン達がよくこれで遊んでいるのを見ていたんだけれど、

「ルールはシンプルなものの奥が深そう!」

といった印象だった。
もし時間があって、相手もいたら任地でこれをやってみようかな(^_^)

2012年8月1日水曜日

うれし悲し

今日は、道端でオレンジとみかんを買った。

「オレンジの皮をむいてちょうだい」
とお願いしたところ、こんな感じでみかんまでむいてくれたのが嬉しくて、
写真を撮っちゃった!こういうの、うれしい(^_^)



☆☆☆
さて、ガア~ン! なことに、カバンが破けてしまった!

パウロ・コエーリョの「アルケミスト」という本では、カバンに穴が開いたとき主人公が
「中身が落ちるべきならば落ちるし、落ちないべきならば落ちない。それに任せる」
みたいな感じで、あえて穴をふさがないという行動に出たんだけど、


・・・いやいやいや、そこまでは悟ってない!

針と糸で縫いました。また破けるだろうけど、出来る限り修復しつつ使っていく。