2012年11月11日日曜日

体罰について(その1)

<体罰について、現段階で考えていること>

日本で仕事をしていた時は体罰は基本的にやらなかったつもりである。

「なんで?」と聞かれると、

◇日本では禁じられているから
◇やっちゃいけない感じがするから

というのが自分にとっての本音だったように思う。


つまり、『どうせ体罰はやっちゃいけないのだから、他の指導方法を模索する』
という方法をとり続けてきたのである。


もちろん、

◇子供にも、私たち大人と同じように人権があるから。教師だから生徒を痛めつけてよいというのは理由にならない
◇それで生徒が言うことを聞いたとしても、真に納得しているわけではないから。
◇体罰から逃れるために、ウソをついたり人のせいにしたりする性格を身に着けさせるかもしれないから。
◇本当に悪くない生徒を叩いてしまった場合、その生徒を深く傷つけてしまうから。」

・・・などなど、自分が納得する理由はたくさん挙げることができる。


でも、真正面から「体罰がなぜいけないのかという問い」に向き合ったことがあるのか!?

となると、胸を張って「はい。」とは言えない。
(正直に言うと、日本で働いていたときに、体罰が必要だと思う場面もあった。)



→次回へ続く

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