12月に、「活動計画表」をJICAに提出することになっている。
これからの活動をどういったものにしていくのか、
配属先の人と話し合って予定を立てていくのである。
「え?タンザニアへ行って半年も経ってから提出するの?」
という疑問を持つ人がいるかもしれない。
しかし、自分の任地の事情が何もわかっていない初期の状態で計画表は作れないのだ。
活動しつつ状況を把握する期間があって、その後に予定が立てられる。
今日は校長に、「配属先が今後自分に求めること」は何か、改めて伺った。
返ってきた内容は簡単に言うと、
「教室、器具、電機、水、など様々なモノが不足しているから、お金を調達できないか」
ということだった。
少し現実を突き付けられたようで、考えさせられた。
本音としては
「マンパワーとして派遣されてきたので、お金がどうのこうのっていうより、
お金以外の面で何かできることをさせて欲しい。」
と言いたいところだが、
こちらの人からすると、本当に必要なのはお金に関係するものなのだ。
これが現実。
「援助プログラム等の紹介をすることはできますが、私がお金を集めて来ることはしません。」
とはっきりと断った。
もともと自分に対して出されていた要請内容とは違うことだし、それが根本的な解決になるとは思えないからだ。
これまで自分の視点で見てきた限り、この学校の問題点は「授業に出ていない生徒が多すぎる」という点だと思う。
やむを得ない理由なら仕方がないが、「サボり」があるのが現状。
要するに入学してからの指導の仕方を改善していくことが根本的な解決になるように思う。
学校の教職員に受け入れてもらえるような案を考えて、12月中に提示したい。
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