2012年11月8日木曜日

貴重な経験

昨日は、タンザニア大使と、ムトワラ地区のボランティアとで一緒に食事をする予定だったのだけど、

急きょムトワラの県知事や教育大臣なども含めて「たくさんの偉い人達との」食事会に変更となった。

「こんな所に自分がいていいのだろうか?」とも思ったけれども、こうなったもんはしょうがない!
ということで、すごく貴重な経験(?)をさせてもらった。


さて、ボランティア同士で集まって話をする時とはちょっと違って、やっぱり「日本とタンザニア」や「日本とアフリカ」のように、大きな話になった。

来年(2013年)に横浜でアフリカ開発会議(TICAD)※が開催されるが、それに向けて「日本がタンザニア(アフリカ)の人達に喜んでもらうには何をすればよいか」というのを考える必要があるそうだ。

※日本政府が国連、世界銀行等と共催するアフリカの開発をテーマとする国際会議


・・・話を聞きながら、「そうなんだ~!知らなかった、面白い!」
と思う部分がすごくたくさんあった。

ただ実際、それらは中学や高校、日常生活でも勉強できた知識だったと思う(恥ずかしい話だが)。
なぜ自分にその知識がなかったのか・・・

それはかつての人は「興味がなかったから」、「暗記科目が苦手だったから」という原因だろう。

でも今は違う。「興味がある」し「暗記は苦手じゃなくなった」から、
人に比べて遅いかもしれないが、これから知識を増やしていけるはずだ。


知識は知識のまま頭の中にあるんじゃなくて、物事を考える時の材料になってくれて、
間違いなく自分の幅を広げてくれるものなんだって、今では思える。
「知識」は「テストの点を取るために苦痛とともに一時的に頭に詰め込むもの」ではないのだ。



さて、知識のない自分ではあるが、外交の話は一見難しいけれども

結局「国」と「国」との関係も「人」と「人」との関係なんだなって感じた。

相手がどう思うか、周りの人がどう思うか、っていうのがすごく重要なのだ。


だから相手のことをよく知る必要があって、そのためにはその国に行ったり、
話をしたり、先入観をなくして相手を尊重することが大切。

・・・なんだかまとまらない。他にもたくさん、勉強になることがあった。この機会をいただけたことに感謝したい。

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