甘かった・・・!今日は反省の日。
今日は、担当している生徒の「mazoezi(演習)」の点数を提出する締切日だった。
自分が行った小テストの点数を記入して提出。
すると、クラスの担任の先生から
「タニ、なんでこんなに0点が多いの?」
と聞かれた。
「それは、休んでいたからですね。(もともと低い出席率が、小テストの日はさらに低くなる)」
と答えると、
「そう・・・タニ、知ってる?ここでは、小テストを欠席した生徒には、理由を聞いて、叱ったり、他の時間に小テストをやり直したり、違う課題を与えたりして、点数を別途与えるのよ。」
「そうだったんですか。」
「定期テストと演習との点数を合わせて成績を出すから(割合は50:50)、もし演習で点数が0点だと、テストで点が取れなかった時に、すごく低い成績がついてしまうでしょう?」
「点数が低くても、成績が低いとは限らないですが・・」
「いや、○○点ならA、△△点ならB、◇◇点ならC、・・・って決まってるから。」
「え、そうなんですか。(だったら、校長に言われて作った、国家試験レベルのテストでは良い成績がほとんどつかない事がここで判明)」
「それに、これだけ0点が多いと、監査が入った時に「なぜこんなに0点が多いのか」を聞かれることになると思うのね」
「そうなんですね・・・・私はどうすべきでしょうか?」
「例えば全員一律に20点の点数を与えるとか・・・」
「何が根拠の20点ですか?」
「うーん、あなたは考えがシステマチックなのね。。。まぁ、アカデミックオフィサー(教務担当の先生)に相談してみることね。」
「分かりました、ありがとうございます。」
・・・上のやりとりを見てもらえれば、「何をしてるんだバカタレー」とツッコミたくなると思う。入社したばかりの新人じゃないんだから・・・と自分でも思う。
こうなる事を予想できたはずなのに、今まで手を打たなかった自分の甘さに、ただただ反省。
○「演習」という制度があることを最近まで知らなかった
○その「演習」が成績に大きく影響を与えるということを知らなかった
○「演習」が日本でいう「平常点」のような意味合いを持っているということを知らなかった
○成績が、「テストの点」と「演習の点」によって自動的につけられるということを知らなかった
というのが直接的な原因なのだが、すべて根本に
「だって聞いてないから知らないもん」
というのがあった気がする。
日本では、評価や成績の部分については、外部の人にきちんと説明できるようにするためと、公平性を保つために、決まりがあったり会議で話し合いを繰り返したりして、評価基準をみんなで共有していた。その他にも、特に大切なことは会議やプリントなどで、何度もアナウンスをしてもらえた。また自分も同僚に対して何度もアナウンスをしていた。
このシステムに慣れていた自分は、「大事なことなら、特に外人である自分にはちゃんと教えてくれるだろう」という甘えが間違いなくあった。
う~ん・・しっかりしよう。
そんなシステムはないし、自分でどんどん先の予測をして、「ここはどうなってるんですか?」って聞いていく必要があるんだ。自分が持っている常識を取り払って、ほんとに小さなことから聞いていくことが大切。
この情けない失敗を活かして、明日からしっかり仕事をしていく!
あぁ、そういう悩み、一年目はよくあったよ
返信削除私は何回もそれで失敗したし、よくそういうグチ言うてた
谷くんも時々言ってた気がするよ
先手必勝+まわりの協力やね
がんばって