◇一つは、個人あての手紙
◇もう一つは、グループごとに作った、学校紹介の掲示物
学校紹介掲示物は図書館に貼ることになり
手紙は生徒に渡した
もらった生徒たちは純粋に喜んでいた
そりゃあ、遠い遠い地図の端っこにある島(=日本)からお手紙がくるなんて、普通に生活してたら経験できないことだもんね
それぞれお返事をがんばって書いていた
辞書も教科書もなく英語で手紙を書く中学3年生(日常生活ではスワヒリ語を使用)
英語の細かいミスは気にせず間違ってもどんどん書いていく
どんな文章だろうが伝わればいいし、伝わらなくても仕方ない、という感じ
日本人とは違う感覚だけれど、それでいいと思う
また、基本的に青ペンと鉛筆しか持っていないのだが、一生懸命素敵な手紙を書く生徒がいて、すごいなと思った
日本の生徒たちはどんな気持ちでこれを受け取ってくれるだろう
楽しみ!
☆ ☆ ☆
さて、学校紹介の掲示物や手紙を紹介したとき・・・
あまりにもたくさんの種類のクラブがあることにビックリし、
生徒が学校に夜7時8時までいることに絶句し、(彼らは3時には帰るので)
校舎がきれいなことに驚き(電気がたくさんついてて明るいというのもあり)・・・
と色んなところでいい反応を示してくれた(笑)日本では当たり前なんだけれどね
そこからは生徒からは質問ラッシュだった!
吹奏楽部って何?
名前の意味って何?
フルートって何?
バドミントンって何?
放送部って何?
将棋って何?
陸上部って何?
寿司って何?
ボーカルって何?
・・・
・・・
日本の生徒たちは、寿司や将棋ならまだしも、部活とか楽器の名前は知っているだろうと思ったのかもしれない。
しかし、放課後にやる部活というのがうちの学校にはないので分からない
また、うちは学校に電気もなければ理科室もグラウンドもないような状況である。年に1000円の学費が払えなくて困っている生徒も少なくない。ちゃんとしたサッカーボールを使ってサッカーをしている子供をほとんど見かけない
どちらの生徒も同じように、英語や理科、数学、社会を学んでいるんだけれども、ある意味ぜんぜん違う世界に暮らしているのだ
お互いにどんどん質問し合って教え合って、新しい世界を知っていってほしいと思う
・・・つづく
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