2013年10月29日火曜日

小学校での小数計算の教え方

Form1(中2の年齢)のクラスに初めて入った時、自己紹介などいろいろな話をした後で
基礎の確認問題を解いてもらった

その中で壊滅的だったのは、分数と小数の計算


分数は、足し引きのルールと掛け割りのルールがごっちゃになってしまっていて
小数は、小数点を打つ位置の間違いや、そもそも計算自体がおかしい場合もあった


これは小学校だったころに立ち返って勉強しなおしてもらわないと・・・

ということで、一応スワヒリ語の参考として小学校の教科書を見てみたのだが

 
ん?いったい何をしているんだろう?・・・・・・あぁ、小数点の位置を合わせてるんだな
 
 
日本のやり方とずいぶん違うなぁ、と思って説明書きを読んでみると
 
 

方法:
(1)小数点がない時のひっ算と同じようにかけ算をする
(2)答えが出る(まだ小数点は含まれていない)
(3)掛けられる数と掛ける数の小数点以下の数字の個数の合計=答えの小数点以下の数字の個数 となるように小数点をうつ



「あれ!?・・・・ってことは小数がない場合のかけ算のひっ算も日本式とは違うのか!?」と思って焦って調べてみると・・・


それは日本と一緒なんかーい!


じゃあ「(1)小数がない時と同じようにかけ算をする」ってのがもう全然違う話になってしまってるじゃないか・・・・


しかも片方に小数がないときは上のようなミックス形式で書かれているし
(上の部分の書き方は日本式と同じだが、計算の順序が左から右になっている)

覚えるパターンが無駄に多くて、生徒からすると

「どれが正解なのか分からない」

と迷うことになる気がする



ちょっとこれは生徒と話しながら、どのやり方が覚えやすいか検討が必要だな

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