2013年10月15日火曜日

蚊を減らす研究

毎年、世界で膨大な人たちを死に至らしめているマラリアやデング熱

それを媒介する蚊は人類にとって、一番やっかいなヤツらかもしれない



蚊を減らすためにはどうすればよいのか、ということである研究が進められている

蚊を減らす方法は、「蚊をたくさん培養して、そこらじゅうに放つ」というもの



・・・・え?(笑)ちょっと説明が不十分だったかな



蚊といっても、「遺伝子操作で精子を作れなくなったオスの蚊」である




メスの蚊がこのオスに出会ってしまうと、生殖行為があったとしても卵が受精しないため

新しい蚊が生まれない



そうやってどんどん蚊の数が減っていくというのである



現に世界の何か所かで実験は行われていて、劇的に蚊の数が減っているらしい

今後、この「無精子の蚊」がたくさん作られ、世界中に運ばれていくかもしれない




タンザニアでは毎日蚊の対策をしている

蚊に刺されないようにすることはもちろん、予防薬も欠かさず飲んでいるし、熱が出ればマラリア検査のために針で指を刺して血を出す

蚊がいなければ、日々のストレスは相当に減ることはまちがいないから

この実験は嬉しい



・・・・でも反面、「そんなことしてもいいの?」という疑問はある

だって人間に置き換えたら・・・・

例えば宇宙人が地球人を減らすために

顔がかっこよくて、性格もめちゃくちゃ良くて、仕事もバリバリできるけど無精子の男を大量に生産し

世界中に放ったとしたらどうだろうか


すごく怖い話である



何か、してはいけない領域に手を出しているような気もするのである



うーん、そんなこと言い始めると、飛んでる蚊を手でパチンとやるのは人殺しと同じだってなっちゃうし


複雑

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