初めて読んだのはずいぶん前
すごく面白かったことを覚えている
スリリングで、夜中でも布団の上で読んでいた
そして話の最後ではすごーくスッとして終われた
そして、「あぁ~、実はオレも魔法使いとかで、誰かから新しい世界への招待状とか来ないかな」
なんて考えたりしたのだ(笑)
この本では、主人公のハリーは最初親戚の家の中で虐げられた生活をしていて、あるとき急に「実はお前は魔法使いだ」「実はお前は、赤ん坊の時に凶悪な魔法使いの力を打ち砕いた、ヒーローで魔法使いでお前を知らない者はいないほどだ」と知らされ、そして魔法学校に入学して、なんだかんだで最後には世界を救うことになっていく
この本に限らず、ほかの本やゲームでも、主人公が
「お前は選ばれた者なのだ」
と言われて世界を救ったり、偉業を成し遂げたりする話は多い
そういうのを見終わった後、決まって
「あぁ~、自分も何か特別なものを持っていて、誰かがそれを見つけてくれないかな」
と妄想したりする
でも、実際にはそんなことは起こらなくて、「やっぱりな・・・」となんとなく劣等感
こんな人は多いのかもしれない
☆ ☆ ☆
現実の世界で活躍している人を見ると「あの人は才能があったんだ」とか「私とはもともと違う人(選ばれた人間)なんだ」って考えてしまうこともあるかもしれない
でも、実際はそういう人達は「それをやろうとする意志」を持っていて、苦労しながらもその意思を実行に移し続けたということなんだろうと思う
「誰かがオレの才能を見つけて、道を示してくれないかな」なんて夢物語(笑)みたいなことを考えている時間があったら、何かやろうと決めて何か月でも何年でもやり続けることが大切
この年になってくるとさすがに、自分が「選ばれた」人間じゃないことは分かったし、まぁ地道にやっていきたいと思う
そして時々、ヒーローものの本や映画を見て、自分を重ねて楽しんだりする
そんなもんかな
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