今日、学校でチャイ(お茶)の時間にゆっくりとお茶を飲んでいると、
生徒が数名職員室に入ってきて、
「先生、ウチのクラスでも授業をしてください」
と頼んできた。
あぁ~、Form3(高校1年)のA組とB組の生徒たちだな、と分かった。
おれがForm3のC組を担当していて、きちんと毎回授業をしてるから、うらやましくなったのだろう。
「担当の先生がいるんだからその先生に頼みなさい。」
「担当の先生が分かりません。」
・・・・・・え?・・・・待て待て、どうゆうこと?
「ちょっと確認してみる」
と言い、校長室に行って校長に相談した。
数学担当の教師がすぐに呼ばれ、「Form3A組B組の担当教員は誰?」という話になったのだけれど、
なんと、オレが学校に赴任する前までいた、講師の先生が担当だったのである。
しかし、今はもう来ていない。
えぇ~!!!そんなのアリ!?もう2週間以上も担当不在のままだったのである。
・・・タンザニアではよくあることだと聞いてはいたけれど、生徒がかわいそうだな・・・。
すると校長が、
「タニ、あなたが担当することは可能ですか?」
「担当するとなると、他の授業と重なってしまう部分がでてしまいます。」
「分かりました。では重ならないように時間割を変更します。それで可能ですか?」
「・・・Yes, I can.」
かくして、オレが授業を持つために時間割が組み変わることになり(多分日本ではありえない)、
Form1の3クラスとForm3の3クラス、それぞれ6単位ずつの、計36単位を担当することになった。
同僚からは、「kazi kuu(もっとも仕事の多い者)」という称号を頂戴し(笑)
日本の高校に勤めていた時は18単位が上限だったので、ざっと2倍の単位数になるんだけれど、
まぁ・・・・部活動の担当もないし担任その他を持っているわけでもないから、やれるだろう。
(むしろそれでも日本で働いていた時より大分ラクである。日本の先生はみんな、こちらでは考えられないくらい多忙で、タンザニアの先生に、日本の先生の仕事内容や実質勤務時間を話すと、pole(お気の毒に)と言われる。)
さて、タンザニアの生徒に授業をするのは、実際楽しい。語学力が幼稚園児なみに乏しいので、生徒が内容を理解してくれるだけで嬉しいからだ。「ハードル(目標)が低い」と言われてしまえばそれまでなのだが、まだまだそのレベルにいるというのが現状である。
これからどんどん忙しくなりそう。・・でも嬉しい!
他の隊員には、何の活動(仕事)もさせてもらえなかったり、何をすべきか未だに発見できていない人もいるから、その人たちに比べて自分は幸せなのである。
よーし、バリバリがーんばーるぞー!(*^_^*)
誰に聞いても日本の教員は忙しすぎる
返信削除と言う しかも雑用が結構多い
タンザニアでの教員生活もかなり忙しいとは思いますが
毎日の生活をエンジョイするのを忘れないでください
あくまでも健康に気をつけながら。(P子)