くじ引きで決まった班のメンバーと協力してお金(といっても架空の)を稼いで、住居や食料を購入し国を豊かにしていくというもの。
ところが、それぞれの国がはじめから持っている資源や道具の量には差があって、豊富な資源や道具を持つく国はどんどん発展していき、持っていなかった国との差がどんどん大きくなっていったのである。以下はそのゲームに関して考えた事や周りから聞いた意見
<起こったこと>
・発達途上国は、先進国から搾取される場面が多かったが、それでも協力を求めるしかなかった。
・発達途上国は、先進国から何か提案(交渉)がされたとき、本当にボッタくりじゃないのかわからず、とりあえず守りに入ってしまった。
・発達途上国は、資源を持っていても価値が分からなくてどうすればいいかわからなかった。→資源を潤沢に抱えたまま、何のお金も得られずにゲーム終了を迎える班も・・・
・お金が十分になってきたら、先進国の人たちが(ときに無償で)助けてくれるようになった。
・スパイ活動による情報収集が役に立った。
・初めから何の見返りもなく情報をくれる人がいて助かった。
・実際に見た情報は信用できたけど、噂話はガセネタがめちゃ多かった。
・先進国の作る製品は売るときのチェックが甘く、発達途上国の作る製品は厳しかった。これによりさらなる格差が・・・
<思ったこと>
・情報がめっちゃ大切。そして何が本当で何が嘘かを見抜く目もめっちゃ大切。
・即決できないとビジネスチャンスはすぐに遠のくことが分かった。
・情報の集まるマーケットに、情報収集係をひとり置いておくべきだった。
・チームワークが本当に大切だということが分かった。
・援助するときは、よーーく観察して、何を欲しているか理解してから必要な援助をしなきゃだめ。
・異なった国同士が協力しようとしても、すごく難しいという事がわかった。お互い疑心暗鬼に・・
・発展途上国が先進国と協力している様子をみると、(他の途上国の人は)うらやましくて、自分達も混ぜて欲しい、ああなりたい、と思った。
・ある国が援助をしようと思っても、そのうちたった一人が私欲に走ることで、そのことが噂に噂を呼び、全員が信用されなくなる。
<大事なのは・・・>
・途上国の中でも最終的に、比較的豊かになった国があった。その国は先進国と同盟をむすんで、資源や人手を提供する代わりにお金をもらっていた。搾取されたとしても、結局は現金を得て発展していったから、賢い選択をしたと思う!だれと同じ班になるかで戦略や結果が違ってくるなんて、「本当に重要な資源は『人』なんだ」ということがよく分かる例だった。
<本当は・・・>
・このゲームは競うことが目的じゃなかったから、本当は競わずに、全ての国が一致団結して資源や情報、人材、労働力を共有してお金を稼げばよかった。そうすれば効率よくすべての資源を使い切って、結局すべての国が豊かになることができたと思う。・・・っていっても世の中そんなにうまくいかないよね(笑)
・・・深~いゲームだったなあ(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿