学校ではいま、図書室が作られている。
すごくきれい!
じつはこれ、壁や柱をペンキで塗ったのは生徒である!(壁の絵以外)
夏休み期間に作業をしたらしい。
すごいな~。
また、朝に学校に行ったとき、まだ鍵が開いていなかったため、
他の先生が来るのを立って待っていると、
「カリブキティ(椅子をどうぞ)」
と生徒が遠くから椅子を運んで持ってきてくれた。
最初は単純に「素敵な生徒たちだな」という風に思ったのだけれども、
・・・実はこのとき頭をよぎったのは、
「なんで『私』がしなきゃいけないの?」っていう疑問を彼らは持たないのかな?
ということだった。
今思うと日本は、すごく平等意識が強かったように思う。
大人も子供もある意味対等なのではないかとも思える。
こちらでは、授業に出ている生徒もいれば出ていない生徒もいるし、
掃除をちゃんとしている生徒もいればしていない生徒もいるし、
先生のおつかいを頼まれる生徒もいれば頼まれない生徒もいるし、
不平等なことがたくさん起こっている。
また、日常生活でも、会話の中で
「自転車がパンクしてるんだ」
とポロっというと、
「じゃあ、修理してるところへ連れて行くよ。いつ行ける?今でもいいよ」
と言って連れて行ってくれた。
そして、修理費用も払ってくれた。
「ええ!?お金出すよ!」
と言うと
「いいんだいいんだ」
と返された。
・・・・・なんだかこんなにしてもらいっぱなしでいいのかな?
・・・こんなに『不平等』でいいのかな?
と感じたのだが、こちらの人はあまり気にしていないようなのである。
自分にとって不利益でも、気にせず手助けをしてあげる人、が
こちらの国にはとても多いように思う。
そういう意味での不平等さは素敵だなと感じた。
度をすぎた平等より、不平等の方が素敵なのかもしれない。
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