2014年1月30日木曜日

生徒同士の文通と、すでに出会っていた奇虫

日本にいるときに勤めていた学校の生徒たちから、手紙が届いた


タンザニアの生徒と日本の生徒で文通をしているのだけれど、

書かれている英語の内容から見栄えまで、最初と比べてめちゃくちゃレベルアップしている!


勝手な予想だけれども、
最初は「先生が書けっていうから仕方なく」書いてたのかもしれない

でも実際に遠いタンザニアから手紙が返ってきて、楽しくなったのかな?って思う



この手紙を書くために、英語の授業時間は何時間か削られてしまっただろうけれども、
きっとその時間を補って余りある収穫が日本の生徒たちにあったんじゃないかなって思う

自分もそうだけど、英語にしたってスワヒリ語にしたって、人と話したり人に何かを伝えたかったりするときにやる気が出るし、力がつくから



自分が日本に帰ってからもこういう関係は絶やさないようにできたらいいな



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世界三大奇虫のひとつと言われている「ウデムシ」

こういう気持ち悪いやつ


タンザニアに生息しているらしく、一回くらい見てみたいなと思っていて、
知り合いにも「もし見つけたら捕まえてね」ってお願いしてたんだけれど、



あぁーーーー!!!!!思いだした!アレだアレ!

↑コレ

1年以上前、ウチで見つけたやつだ!!(2013年1月19日参照)
あの時は「気持ち悪いクモだな」くらいにしか思ってなかったけど、よく考えたら絶対ウデムシだ


すでに出会っていたのか


今になって思い返してみると、前に住んでいた家・・・・いったいなんだったんだ

ゴキブリは踏んづちゃうくらいいたし、鳥が家の中に住んでたこともあったし、サソリも出たし、このウデムシも出たし・・・・

おもしろすぎだろう

蚊が増えたのとトリ鍋をしたのと

今、タンザニアでは真夏で、しかも雨が降る時期だから蒸し暑さがきつい

・・けど、一番厳しいのは「蚊」かなと思う


雨が降ると蚊がわくのだ


我が家にも蚊がたくさんいて、気が付けば血を吸われている

一回吸われてしまうとその子供たちが何十匹になってまた血を吸いに来るから、毎日が勝負である



最後の最後でマラリアにかかりたくないなぁ

でもこの暑さの中で長袖長ズボンだったら熱中症になってしまうし・・・


常に緊張して、吸われないように気を付けることが大切かな(笑)



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前回写真で紹介した鶏はトリ鍋にしてみんなで食べた


全部ではないけど、だいたい一羽でこれくらい

白菜やネギは違う都市から持ってきてもらったもの

砂肝とかレバーって、日本ではよく食べていたけれども、一羽からほんの少ししか取れない

日本に帰ってからスーパーでパックに入った鶏肉を見たときに、「これって何羽分くらいかな?」って考えちゃうのかなと思う(笑)


でもまぁ・・・・自分にとってはよい変化かな
鶏肉以外でも、肉とか魚とか、パックで売られているものはもともとどんな生き物だったのか、またどこの部位なのか、知りたくなるんじゃないかな

何なのかよく分からず食べていたものも多かったんだけれども、(例えば「せせり」って首の部分の肉だとか)

やっぱりもともと生き物だから、よく知って、ありがたいなと思って食べていきたいもんね

2014年1月27日月曜日

また事故があったらしい

ムトワラ(任地)-ダルエスサラーム(最大の都市)の間を走っている長距離バスがまた事故にあったらしい


ついこの間も長距離バスが正面衝突して大破、何人か亡くなったらしいのに、今回はもっとひどい事故があったというのだ


おそらく、道が舗装されてガンガンスピードを出せるようになったのが原因なんじゃないかと思う


この1年半だけ見ても道は大幅によくなり、かかる時間もすごく短くなってきていた
最初はそのことを喜んでいたのだけれども・・・・


こうなると、未舗装道路をがったんごっとん走っていた時の方がよかったのかも・・・と思う

横転したりとかはあっても、こんな大惨事になることはないだろうから




オレが次回ダルエスサラームへ行くのは帰国の時。荷物をたくさん持って飛行機での移動である

だからもう長距離バスに乗ることはないんだけれども、これからもたくさんの人が長距離バスに乗るだろうし、日本人ボランティアも利用するだろうし

事故にあってほしくないなぁ



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任地では運動不足になりがち(歩いたりはするケド)

家の中で気軽にできるエクササイズということで最近利用しているのはこれら

縄跳び、チューブ、コロコロ


縄跳びは1日に2000回跳んで
チューブは3日のうち1回、腕と背筋をやって
コロコロは3日のうち1回、10×3セット転がす


ダルエスサラーム滞在中に体がなまり、同僚から「umenenepa(太ったね)」と言われたからがんばろうかなーと思う。(実際イイ意味で言われていたらしいが)


ダルエスでたった一カ月いいもの食べただけで太るってことは、日本に帰ったらすごい勢いで太るんだろうなぁ・・・

2014年1月26日日曜日

今年はハイペースでいろんなことが・・

あけましておめでとうございます


ずいぶんと間が空いてしまった
今年(2014年)に入ってからいろいろあって・・・今ようやく落ち着いたという感じ

この年始はダルエスサラームにいて、1月10日に任地ムトワラへ飛行機で帰る予定だったのだけど・・・

お腹をこわしてひどい下痢になり、
付き合っていた彼女と別れ、
飛行機が予定日から2日続けて飛ばなくて(延期)、
することもないので、飛行機が飛ぶまでの間買い物をしていたらカバンをなくして、
携帯、ipod、デジカメ、お金(3,4万円くらい)、ATMカード、日本のクレジットカードを失い、
警察署に行ったり銀行へ行ったりするのに乗った三輪タクシーが、隣を走っていた別の三輪タクシーとモメてチェイスしたり体当たりし合ったり、
飛行機は2日も続けて延期になってたくせに、その紛失事件でバタバタしてた時に(延期にならず)ちゃっかり飛んでいっちゃうし、
なんとか購入した新しい携帯電話の充電器が早くもドミトリー内でなくなり、
保険会社に紛失の件を相談したら「保険の対象外で、お金は出ません」と言われ、お金は全く返ってこず


・・・・とまぁ、なかなか面白い事がハイペースで起こっていて、今年は波乱の予感がしている(笑)


ただこの件に関してはむしろ良かったという感じで、
(紛失の件で)予定外にダルエスサラームに長居することになったために、新しく派遣されてやってきた隊員と話せたり、サプライズで誕生日を祝ってもらったり・・・楽しかったな、こんなこともあるんだなと思った





さて、勤め先の学校では先週から授業を始めていて、今年はForm1とForm2の生徒を教えることになった。

そしてなんと、ウチに一人しかいない数学の教師が違う学校に転勤になったらしく、数学を教える人がおれ一人になってしまったのだ。
そのおれも3月には日本に帰ってしまうから、これからいったいどうなってしまうんだろう・・・まぁ、なるようになるか

Form1は小学校を卒業したばっかりで、まだ英語の授業になれていないから、
数学の授業と言ってもほとんど英語の授業みたいなことをしている
「7842は英語でなんて言う?」という感じ

やっていて楽しい!


もうあと1カ月くらいしか教えられないけど、生徒もこっちもお互いに楽しめるような授業をしたいなと思っている


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さて、昨日おみやげで鶏をもらった


よくよく考えたらそんなこと日本ではありえないよなぁと思って、記念に写真を撮ってみた

そして今朝・・・案の定やかましかった(笑)
どこかからコケコッコー!と聞こえると答えるようにコケコッコー!そしてまたどこかからコケコッコー・・・


今日さばいて、明日みんなで鶏鍋かな

2013年12月8日日曜日

今年の任地の活動は終了

任地ムトワラでの今年の活動は終了


ただ授業をするだけの日々だったが、言語や文化の違う場所ではそれだけでも精一杯だった

最後の1,2か月くらいでようやくまともな授業ができるようになったかな、という感じ



だんだん生徒や学校のいいところが見えてきて、こちらが楽しめるようになったのが一番良かった事かなと思う



来年は1月半ば~3月頭まで授業をして、それから日本へ帰国



残り少ないけれど、授業の「型」というかイメージはようやくできたので、生徒と一緒にがんばっていきたいなと思う


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年末の1か月間は、ひとりでできる仕事をしながら、合間合間に旅行へ行く予定

なんだかんだでタンザニアに来てまだ一回もキリンとかライオンとかを見ていないから、国立公園まで行って見てこようと思う


また撮った写真などここに載せる予定



・・・・・・あ、南アフリカとザンビアに行ったときのことを載せ忘れている・・・


どちらもいい国だったので、この休み期間中にその時の事も載せます

2013年12月4日水曜日

歩きスマホ

docomoの機能で、歩きながらスマートフォンを見るのを制限するものがあるらしい


スマートホンを見ながら歩いたり車に乗ったりして、接触事故を起こすケースが少なくないらしい

その中でも、スマートホンを見ながら歩き、締まっている踏切の隙間をすり抜けてしまい、電車にはねられるという大きな事件もあったそうだ



オレもどちらかといえば今時の若者(?)だから、こういう気持ちは分からないではない



けど、やっぱり遊園地でニンテンドーDSをしている子供などを見ると、すごく違和感がある



なんというか、大げさに言うとこういうのって一種の病気みたいなものだと思う



頭の中に何か情報を入れ続けておかないと気が済まない、という感じかな

「ただ歩いている」「ただ座っている」「ただ息をしている」・・・・・というのは自分で許せないという



歩いている間、耳を使わないのはもったいないですよ、音楽を聞こう

お風呂に入っている間、目を使わないのはもったいないですよ、テレビを見よう

映画を見ている間、口を使わないのはもったいないですよ、ポップコーンを食べよう

ただ座っているだけなんて、時間が無駄ですよ、何かしよう

・・・・・・何か、何か、何か、何か、




同時進行でいろんなことをやっているように見えて、人間なんて瞬間瞬間で一度に一つの事しかできないんだから、

結局、歩きながら音楽を聞いている人は、ちゃんと歩けてないしちゃんと音楽も聞けていないのだ(だから事故が起こったりする)




タンザニアに来て、こちらの人達はそのあたりはちゃんとやれてるなという風に思う

洗濯するときはただただ洗濯してるし、木陰で休んでいるときはただただ休んでいるし

もちろん、日本人みたいにいろんな物を持っていないから、やることがないってのもあるけど(笑)


十分こちらの人の方が普段から落ち着いてて、人生についてああだこうだ悩んでいないように見える




修行僧みたいに、「右足を出して」「左足を出して」・・・って集中する必要はないと思うけれど、

外を歩くときくらいは、周りの景色を見たり、音を聞いたり、漂ってくるにおいをかいだり、風を感じたりして、その場に今いる自分を意識した方が、けっきょく気分は楽になると思うんだなぁ



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今日は、雨宿りをしていたときに、変わった虫を発見



バッタかな?

キレイな色だった

2013年12月2日月曜日

ポイ捨て

そういえばここには書いていなかったけど


こちらではポイ捨てが多い・・・というか当たり前に行われている


紙くずだろうがペットボトルだろうが、歩いていようがバスに乗っていようが、なんでも道のわきにポイポイ捨てる


だから道の脇にはたいがいゴミが落ちている



多分、昔はそれでも「しばらくすれば土へ還るもの」しかなかったから大丈夫だったんだと思う


ペットボトルやビニール袋、乾電池など環境に害をおよぼしそうなものがやってきても、それまでと同じように道に捨てたり庭で焼いたりしているのだろう



乾電池が土やその周辺の水を汚染するんだとか、プラスチック製品を燃やすと体に有害なガスがでるんだとか、そういう「環境」に対する知識や配慮はまだまだないという印象を受ける





日本も、水俣病や四日市喘息などの公害問題を経験して、環境へ配慮するようになっていったわけだが

こちらでも何か大きな問題になるようなことがなければいいなと思う