2013年12月4日水曜日

歩きスマホ

docomoの機能で、歩きながらスマートフォンを見るのを制限するものがあるらしい


スマートホンを見ながら歩いたり車に乗ったりして、接触事故を起こすケースが少なくないらしい

その中でも、スマートホンを見ながら歩き、締まっている踏切の隙間をすり抜けてしまい、電車にはねられるという大きな事件もあったそうだ



オレもどちらかといえば今時の若者(?)だから、こういう気持ちは分からないではない



けど、やっぱり遊園地でニンテンドーDSをしている子供などを見ると、すごく違和感がある



なんというか、大げさに言うとこういうのって一種の病気みたいなものだと思う



頭の中に何か情報を入れ続けておかないと気が済まない、という感じかな

「ただ歩いている」「ただ座っている」「ただ息をしている」・・・・・というのは自分で許せないという



歩いている間、耳を使わないのはもったいないですよ、音楽を聞こう

お風呂に入っている間、目を使わないのはもったいないですよ、テレビを見よう

映画を見ている間、口を使わないのはもったいないですよ、ポップコーンを食べよう

ただ座っているだけなんて、時間が無駄ですよ、何かしよう

・・・・・・何か、何か、何か、何か、




同時進行でいろんなことをやっているように見えて、人間なんて瞬間瞬間で一度に一つの事しかできないんだから、

結局、歩きながら音楽を聞いている人は、ちゃんと歩けてないしちゃんと音楽も聞けていないのだ(だから事故が起こったりする)




タンザニアに来て、こちらの人達はそのあたりはちゃんとやれてるなという風に思う

洗濯するときはただただ洗濯してるし、木陰で休んでいるときはただただ休んでいるし

もちろん、日本人みたいにいろんな物を持っていないから、やることがないってのもあるけど(笑)


十分こちらの人の方が普段から落ち着いてて、人生についてああだこうだ悩んでいないように見える




修行僧みたいに、「右足を出して」「左足を出して」・・・って集中する必要はないと思うけれど、

外を歩くときくらいは、周りの景色を見たり、音を聞いたり、漂ってくるにおいをかいだり、風を感じたりして、その場に今いる自分を意識した方が、けっきょく気分は楽になると思うんだなぁ



          ☆          ☆          ☆

今日は、雨宿りをしていたときに、変わった虫を発見



バッタかな?

キレイな色だった

1 件のコメント:

  1. 本当に 同感(⌒‐⌒)
    今の日本で…特に青少年を含む子供達に、一番大切で、一番欠けている 黄色信号の、部分のひとつではないでしょうか?!
    t-mama

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