2013年11月29日金曜日

気温を調べる

だんだん暑くなってきた


とは言っても、日本にいたときのように、天気予報をみて気温と天気をチェックしているワケではないので、

今が何度か分からない状況が1年以上続いている



なんとなく気になってインターネットで調べてみたところ

最高気温は34度くらいだそうだ


まぁ、そんなもんかな 暑いといえば暑いけど、日本の猛暑や熱帯夜ほどの苦しさはない
(ただしクーラーというものはないが)



朝方は涼しいので、去年と同じように早寝早起きをして、

朝の涼しい時間帯に動くようにしようかな(日本への帰国の時差調整にもなるし)


去年の家は電気がなかったから、早く起きすぎると暗くて何もできなかったけど(笑)
今年はその心配はナシ!


明日の朝から実行することにします

2013年11月27日水曜日

なんという海賊版

ハリーポッターの第7話の映画DVDが道端で売られていた

3000シリング(200円くらい)


安いなぁと思ったけど、よく見るとパッケージには「ブルーレイディスク」と書かれていた

「ブルーレイは見られないんだよね」と店員に言うと

「見られると思うよ」と言われ、(何を根拠に言っているのか分からなかったが)



買って帰り、パッケージを開けると中からは「家で作ったでしょ」というクオリティのDVDが出てきて、

これなら絶対見られるわ、と思ってパソコンで見ようとしたのだが・・・




ハリーポッターの第7話・・・・・だけじゃなくて、第1話~第7話まで全部入ってる!!(画質は悪い)

しかも、関係ない映画も入っている


ラッキーではあるけど、とんでもない海賊版・・・・

200円でハリーポッター7つ分って(笑) 日本には持って帰れないなぁ



           ☆          ☆          ☆

さて、Yahooニュースで見たのだが、視聴率の低い番組が打ち切りになるそうな


これはちょっとさみしいな、という気がした


もしも他の人達が見ていない番組を好きになって見ていても、途中でこんな風に切られてしまうのでは、見る気も起こらなくなるだろうと思う


作る側の責任というか、「何のために作ってるんだろう?」という疑問が出てくる。

そりゃあ「スポンサーの商品が売れる事→コマーシャルをたくさんの人が見る事→視聴率を高める事」というのがあるだろうけど


10%(1300万人)ならOKで、3%(400万人)ならやめやめっていう


んー、まぁどうでもいいんだけれど


今はインターネットもレンタルDVDもあるから、わざわざ一週間に一話ずつCM混じりにテレビを見る必要もないだろうし、テレビ番組を作る仕事をしている人達って大変だろうなと思う


今後どうなっていくんだろう

テスト監督

ただいまテスト期間中


テスト監督をするのだが、一個一個のテストの時間がめちゃくちゃ長い!

2時間~3時間

これだけ長いと、生徒も時間に追われることなくゆっくり問題を解いている


監督しているこっちもすごく疲れる(笑)

他の先生はちゃんと監督してるのかな?と思って他の教室を見てみるが、

先生がいない教室が多い



うーん、カンニングが多い訳だよなぁ


今日も「タニは試験監督をすごくちゃんとやる。生徒がカンニングできない」と他の先生に言われた


そう、オレが監督するとそのクラスの平均点は下がってしまうのだ(笑)


なんとも言えない状況である

2013年11月25日月曜日

Hole in the wallプロジェクト

「Hole in the wall」

10年以上前に、インドで行われた教育のためのプロジェクト

スラム街にパソコンを置いて、インターネットなど自由に使えるようにしたもの


それまでグーグルもウィキペディアも知らなかった子供たちが、次第にいろんな情報を検索して学習していったということらしい



確かに、開発途上国で生活をしていると、その感覚は分かる
教科書やインターネットなどの「学習するためのツール」が経済的事情で手に入らない子供がたくさんいるのだ

家にテレビがなければ、より自分の知る情報は限定されたものになると思う


全員ではないが、その中で「もっと勉強したい」、「もっといろんなことを知りたい」と思っている子供はいるし、まだ知ることや勉強することの楽しさに気付いていない子供もいると思う


こういう状況だと、Hole in the wallプロジェクトは、子供たちにとって大きな意味があったんだろうなと思う



思い返してみると、自分の経験の中ですごく印象に残っていることは、「YOU TUBE」を初めて見た時の事だ

自分の好きな動画を検索していつでも見ることができるなんて、便利すぎる。スポーツでも仕事でもなんでも、自分が真似したいと思える人の動画を何度も見たりじっくり分析したりできるやん・・・

とすごく興奮したのを覚えている

人が話している内容を、動画を何度も止めながら文字に起こしてノートに書いてみたり、テニスの動画をスローモーションで何回も見たり、いろんなことに利用した




「学習するためのツール」が手に入らない子供がたくさんいると書いたが、これは事実で

今のところ、教科書の内容をただ黒板に書いていくだけでも、教師が授業をする価値があるのだ

生徒は「知識を得るため」に授業を受けに学校へ行く


ただ、インターネットが自由に使えるようになれば、こういう形態の学校は需要がなくなっていくだろう

「先生が黒板に書いていることは、ネットを見れば載っている」

学校は何のためにあるのか、新しい目的が問われることになると思う


デジタル機器が途上国の教育の形を変えていくことになるかもしれない

2013年11月22日金曜日

一年の終わりとテストのやり方

どんな終わり方・・・・

今年最後の授業が終了


といっても、授業をしに行ったら生徒が大掃除をしていて、授業ができずに終了したのだが(笑)


これからテストが始まり、それが終わると一か月の長期休暇に入る


ちなみにテストは、地域の学校みんなが同じテストを受けるため、今回は自分で作成をしなくてもよかった




・・・・というか、実は今年は一回もテスト作成をしていない(自分でもびっくりだが)


どうしてそうなったのかという経緯はこうだ

1月~10月までは2年と4年の数学を担当していた。
この2つの学年は、一年の終わりに「国家試験」を受け、進級の判定がなされる。


年間で、前期と後期の2回試験を行うのだが、

前期は「国家試験の模擬試験」があったため、これをテスト代わりにするという学校の方針で、テスト作成をしなかった

後期は、国家試験そのものがあるため、テストの必要がないということになった





どうなのかなぁ?と思うところではある。「今学期に習ったところ」を「そのクラスに合ったレベルで」テストすることってすごく大切なんじゃないかと思うからだ
(模擬試験や国家試験は、すべての学年の内容をハイレベルで問う問題)

校長は、「学校のテストでいい点を取れても、それで調子に乗って、模試とか国家試験で結果が悪ければ意味がない」と言っていたが・・・

資格を取得するためのプログラムならともかく(自動車免許の講習など)、公立の中学高校なのだから、本番でうまくいくかどうかだけではなくて、途中のプロセスをしっかり認めていくことが大事かなぁと思う(まぁ、「中高卒業資格」という資格だと言われればそれまでだけれど・・・)

国家試験を合格しそうにない大多数の生徒にとって、テストは「点のとれないもの」つまり「勉強しても無駄なもの」という捉え方になってしまっているような気がするのだ

進級できなくても、掛け算ができるようになったとか、物事を考える時に工夫するようになったとか、人に説明するのがうまくなったとか、そういう小さなことだけでも力を伸ばせたら、公教育の大きな使命が果たせるように思う




日本の教育システムの中で育ったから、いろんなことに違和感を感じるのかもしれない

でも、今まで当たり前だと思っていたことを、改めて考え直すいいきっかけになった1年だったなと思う。

2013年11月19日火曜日

スワヒリ語でさえ

小学校ではスワヒリ語で授業が行われるのに、中学校からは英語での授業に切り替わる

試験問題も英語で書かれるようになり、数学の試験も「英語が分からないから解けない」という事態が起こっている

スワヒリ語で勉強すればいいのになぁ・・・と思うこともしばしば




ところが実は、スワヒリ語でさえ、生まれ育った村の言葉とは違っていることがあるのだ

それぞれの部族には特有の言葉があって、オレの住んでいる地域には「マコンデ族」の人が多い

マコンデ語というのがあり、最近はちょこちょこ生徒に教えてもらったりする



小学校でスワヒリ語を学び、中学校からは英語を使う、というめちゃくちゃにハードな教育プログラムなわけ。


日本人はみんな日本語だし(琉球は除くかな)高校も大学も、日本語のままいけるから楽だなぁと思った。
日本語以外の語学の壁は他の国より高いだろうけど、
「○○を勉強したい!」と思えば、純粋にそれだけを勉強できる環境にあると思う

なかなかハイレベルな内容まで、日本語で書かれた本が出版されているし、恵まれた国だなと思う
こっちではハイレベルな内容を勉強したければ、スワヒリ語の本がないものだから、英語を勉強するしか道がないんだもの

2013年11月18日月曜日

ブログのおかげ

この投稿が333個目の記事である


もうそんなに書いたかぁ、と自分でもびっくりしてしまった。

思えば協力隊になることが決まり、福島県二本松にある訓練所へ行く一週間前からブログを始めて一年半・・・思ったことを思うがままに(つれづれなるままに)書いてきた


自分で書いておいてなさけない話だが、後から自分で見返すと、「こんなこと思ってたのか」と改めてビックリすることも多い


ブログなんて協力隊にならなければ始めなかっただろうし、多分、協力隊活動が終わればこのブログも終了にすると思うのだけれど、


たった2年分でも自分の「日記」というか、「記憶」が残せるっていうのは嬉しいことだなと思う

写真やなんかは割と残っているものだけれど、その時どんなことを悩んでたかとか、どんな学びがあったかとか、そういうのって案外残っていなかったり覚えていないものだから


10年後とか20年後、何かの節目の時にこういうのを見返すと、自分にとって助けになると思う

残り3、4か月

思うことをつれづれと書き残しておこう