2013年6月5日水曜日

クラスに誰がいるのか?

学校の生徒用掲示板に張り出されていた紙


「あなたやあなたの友達の名前がクラス名簿になければ教えてください」


日本ではありえない話だが、ここでしばらく働いていると理解できる。


・出欠を生徒がとっている
・基本的に欠席の生徒が多い
・知らない間に転校生がクラスに入っている
・知らない間に留年生がクラスに追加されている
・知らない間に学校をやめたり変わって行ったりしている
・テストすら受けていない生徒が多い


こういう状況なので、クラス担任も教科担任も、だれがどのクラスの生徒なのか完璧に把握していないのだ。
成績をつけて家族に渡さなくちゃいけない状況になって、慌てて確認作業をしているのだろう。


オレは自分で出席をとるから、クラスの生徒をしっかり把握している方だと思うが、それでも

「え?あんただれ?」という生徒や
「あいつ休んでると思ったら学校やめてたの!?」とか
「名前が似てると思ってたら同一人物か!(本人が名前のスペルなど間違う)」とか

新しい学期が始まってから何か月たってもこういうことが起こる。


手間かもしれないけれど、生徒の入れ替えがあったらちゃんとクラス名簿を作り変えて(そもそも存在しないが)、いつでもだれでも見られるようにするべき。

一回一回の手間を惜しまずに行えば、ミスも減るし結果的に楽をできるのである。


そういう感覚はやっぱり大切。日本では当たり前だけれど、実は日本人の強みだったのかもしれない。

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