最近、バスに乗るたびに事故現場を見ている気がする。
今日はバスでダルエスサラームからムトワラへ帰ってきたのだが、大型バスが道の横に横転していた。
前回バスに乗った時は、衝突してボコボコになった車の中から人を助け出そうとしているのを見た。
また、同期隊員の乗った車が事故を起こして2回転したという話も聞いた。
理由は様々だと思うが(道の悪さ、ドライバーの技術、スピードの出しすぎ、車の整備不良・・)
自分がこういった事故にいつ巻き込まれてもおかしくないのだ。
危なそうなバスには乗らない、シートベルトは閉める、など自分にできる範囲で自己防衛をしていかなくてはならない。
☆ ☆ ☆
同い年の隊員と話をしていて、面白いなと思う考え方があった。
日本人は「平均」と言うものを気にする。自分が平均より上なのか下なのか、またどのくらいの位置にいるのかというのが大事なのだ。
ただ、平均より下がダメだというのなら、世界人口で考えたときに、約35億人が平均以下だということになる。・・・平均以下でなにが悪いの?という考え方である。
6人のうち3人だけとか、10人のうち4人だけ、のように小さな枠組みで考えるのと、この世界人口の話のように大きな枠組みで考えるのとで、受ける印象が大きく違ってくるなと思った。
もし日本という小さな一つの国の中で、身の回りの少ない人達だけのことを考えて気持ちが窮屈になることがあったら、こうやって発想を大きくして考え直すとよいかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿